へんちゃか　ぺんちゃか　花が咲く

春じゃのう。わしゃあのう、春は大の苦手なんじゃよ。最近は花粉症なんちゅう現代病もあって、まいってしまうわい。わしが若い時分にはなかったんじゃよ。それに、新しい病気も多いようじゃのう。それとも、科学が発達したから判明しただけなのかいのう？まあ、いかんせん嘆いとるぞなもし！本当に人類は幸せに向かっておるのか…？このままこの道を歩いていいのか…？戦後６０年、なんだか怖いぞなもし。いつか来た道では困るのじゃ！平和が一番じゃ！責任者出てきなされ！　おおっ、いけないぞなもし。また、わしの説教癖が出てしもうたわいな、うっひょっひょ！許してつかあさいよ。今日は、うちのかわいいおぼっちゃまの新しいアルバムの感想でも、お伝えしようかのう。


できました！

ついに、待望のアルバムが完成です！はいみなさん、気持ちを合わせて大きな拍手！イェ〜イ！ありがとう、ありがとう。ほんまにほんまに、おおきに！（って、どうして関西弁なわけ？）

もう、嬉しくてうれしくて。

１２年を経ての、このアルバムなんですよね。その感慨深い気持ちはライナーノーツに書かせていただきましたので、じっくりと読んでくださいね。きっとあなたも心ふるわせ、涙で顔がぐじゃぐじゃ（あ間違えた、ぐじょぐじょ！ぐじょぐじょね。ねえ、いつもがぐじゃぐじゃなのに！あ、これまた失礼！）になってしまいますよ。うん、実に良い！良いアルバムです（誰も言ってくれないから、自分で言うしかないこの寂しさ。はい、なぐさめの拍手）。

なんと、もう感想が届いているんですよ。せっかくですから、今回はその方達の言葉をお借りして、このアルバムを客観的に分析してみようと思うしだいです（ううっ、使い慣れていない言葉〜）。さらに、ご本人の許可を何ひとつとっておりませんので、とにかく誰が書いたかわからないように手を入れますが、なにとぞお許しくださいね。


圧倒的に多い感想は、表紙です！ジャケットです！

　・ジャケット・・・ステキです！

　・机の上にＣＤを置いておいたら、「誰のＣＤかわからなかった。すてきなジャケット」と評判良かったです。

　・とってもダンディで男前なジャケット写真！（やっと気づいてくれましたね、うっひょっひょ。ｂｙおぼっちゃま）

でしょでしょ？やっぱねえ！そして、さらに続くのであります。

　・ジャケット・・・思わず手が引けました。というわけで、注文してくれた後輩には「はい、これが新しいアルバムよ」と、裏の双葉の写真の方を向けて渡しました。

　・うわあ、大仏様〜！？

あれ、期待していた表現と違うような。ああ、かけ離れていくこの現実〜・・・。しかしですぞ、デザインは良いでしょ？ジャズっぽいでしょ？構成といい、色合いといい。今のおぼっちゃまの雰囲気にぴったりでしょ？まだまだ若さがぴちぴちとあふれているのに、もう渋さまで滲み出してくるなんて（お腹の肉ははみ出しているけど）。思ったとおり、ただのアイドルじゃないんだよねえ。それにさ、ケースがプラスティックじゃないのが、憎いでしょ？どうどう？憎い？このこの〜っ！

　・ＣＤを取り出す時に感動！　ＬＰ世代の私にとっては、これは懐かしい感触でした。

何ともいえない、久々のジャケット。懐かしいと思うのは、もう歳…？？（そんなことないさあ、シンシアのＬＰ全部持ってるけど、これが僕らの青春さ！ ｂｙおぼっちゃま）


さて、見た目はこの辺にして、肝心の曲に移りましょうね。

　・ＣＤ…全曲すばらしいです。どの曲もどの曲も、みんないいです。情景が浮かんできます。

　・一気に聞いて、♪笑顔でいきましょう　が一番耳に残っています。う〜ん、今の私の暗さゆえ？　でもでも、このいちばん辛い時期に元気の出るＣＤをありがとうございました。

　・通勤の車の中で毎日聴いていますよ。ＣＤを酷使しています。車中はジャズ喫茶状態（時々行く、ジャズバーにいる気分になります）。いま、私のマイブームは♪笑顔でいきましょう　です。ポジティブとネガティブのドッキングとでも言いましょうか。一曲の中に、表裏一体のエモーションがあるんですね。耳に懐かしいような、だけど新鮮です（ほら、辞書で意味を確認！知ったかぶりはダ〜メだめダメさ。　ｂｙおぼっちゃま）。

　・♪この手でつかみたい　は５本の指に入るくらい好きで（あのポジティブスピリッツは大事にしていきたいです）、そのオーケストラバージョン！木管楽器の優しい音が「さあ、もうちょっとがんばってみようかな〜」と導いてくれるような感じがしました。

　・ふるさとソング３曲は、それぞれの地を訪れてみたくなりました（ふるソンツアーなんていうのも面白いかも？　ｂｙおぼっちゃま）。

　・ゆずりんの歌で大きくなった子ども達は、しみじみ聴き入って「ゆずりん、グレードアップ！バージョンアップした感じ」と申しておりました。ゆずちゃんからゆず君、そしてゆず様になった感じです(じゃあこの後は、ゆずじい？　ｂｙおぼっちゃま)。

　・♪みんな生まれる　を聴くと、自分って生きていることに、こんなに真剣に向かい合ったことがあるかなあって思いました。生命の大切さ、不思議さ、そしていつかは枯れていくというはかなさ…「今」に生きていることの重要な意味。いろんな事を考えてしまいました。人と人のつながりが、「生きることの意味を考えなさい」と知らせてくれているのかな。

　・英語版♪生命歌いましょう　はカーペンターズみたい！きっと、外国の子ども達の心にも届くよね。

　・♪ユズリンメドレー　も最高でした！昔あった夜のヒットスタジオかなんかのオープニングのメドレーを彷彿させるような感じで笑ってしまいましたが、曲と曲のつなぎ目が、どんなふうに変わっていくのだろう〜と、ちょっとドキドキしながら聴きましたよ。あ、♪大きくなっても　のコードがとってもすてきで、ゾクゾクきましたよ！もっと聴き込みたいです（あのコードは、おぼっちゃまが考えたのよ〜ん　ｂｙおぼっちゃま）。

　・この春、小学校に入学するむすめは、「ユズリンの“合体”にして！」と言って、ヒットメドレーをリクエストしてくれます。「どんなところが好き？」と聞くと、「歌といっしょに、いっぱい、い〜っぱい、思い出が見えて、元気が出るから」っと。親ばかですが、納得します。

　・主人はひとこと、「大将のいる居酒屋に行きたいナー」っと。

あ、この感想は、本当にみなさまが書いてくださったものなんですよ。けっして都合の良いようになんて操作していませんからね。ええ、ええ、絶対してません。ほんとですからね！（かえって怪しい？）とにかく、みなさんの言葉が温かくて感謝しています。ありがとうございます。もう、お礼の気持ちは充分ですから、よかったら、お友達にもう一枚いかがですか？だんな、ここだけの話ですが、定価どおりでかまわないので、お分けしますよ！売るほどありやすぜ！（た、たしかに）


最後に、応援してくださるみなさんからの本当に涙にじんでしまう感動の感想を、さらにお伝えしましょうね。

　・お気に入りの思い出の写真達も、とっても素敵で、本当に贅沢三昧なアルバムだよね。予算がないのに、よくぞここまで！（ええっ、自費出版ですから、おまかせあれ　ｂｙおぼっちゃま）

　・今村氏のナレーションもナイスっ！！も〜〜、つぼをついてくるんだから〜〜。テレビ夕刊で育った私には、懐かしいお声でしたわ（でしょでしょ？飛行機の中で泣いちゃったくらいですから　ｂｙおぼっちゃま）。

　・じいじのしゃべり（この表現って、なんか、なんかいいよね　ｂｙおぼっちゃま）もいいですね。沼津のコンサート以来、テレビやラジオでじいじが出ていると、家中「じいじだ！」と大騒ぎです。

　・ＣＤをすぐには聴けなかったので、せめて歌詞カードだけでもと…う〜ん、悲しいかな。もう老眼鏡なしでは、こんな小さな字が見えなくなってしまいました（ご安心くださいな。おぼっちゃまも「おぼっちゃま１号・２号」と名づけた眼鏡を持っているそうな。どっひょっひょ）。

　・待ちに待ったＣＤが届いたので、喜び勇んでＣＤプレイヤーをスイッチオン！でも、ちっとも始まらない。うんともすんとも応答なし。うっそ〜！？この大事なときに故障か？と焦っていたら、なんと、それはDVDの方でした。たぶん、こんなふうに焦っている人が、百人はいるよ。紛らわしいから…（え？それって、やっぱ、あなただけじゃないの〜。ちゃんと書いてあるから、よく見てくださいな　ｂｙおぼっちゃま）。

　・渋いジャケットを開いたら･･･。そこにあった写真、まるでうちの息子の七五三を見ているようで・・・！ゆずりん、かわいすぎです！（　・・・？　ｂｙおぼっちゃま）


まだ手にしていないあなたも、製作時間１２年のこのアルバム、どうか聴いてくださいね。ＤＶＤの中身は観てのお楽しみということで。感想がありましたが、秘密にしますよ。その方がワクワクしていいでしょ？　ＣＤの感想もさらに受け付けております。メールの方は、ホームページの

『おぼっちゃまの今度のＣＤってすっごくいけてるよね。やっぱねえ。歌もうまくなっているしさあ、そうだ、あと３枚買っちゃおうかな？ううん、私は５枚にするわ！』

宛てまでどうぞ！待ってま〜す（ないない！）


ほんに、ええアルバムをこさえてもらったもんじゃわい。わしゃあ、長生きして良かったばい。裏の５万坪の庭を見れば、あんずももくれんも咲き誇っちょる。ええのう、四季の中で春が一番ええのう（って、最初に苦手って言ってたくせに〜）。最後にこんな感想があったで紹介しようのう。

　・ユズリンヒットメドレーの最後に　♪先生　のワンフレーズ入っていますかぁ？　耳の良いうちの旦那さんが言うのですが・・・。

ほいな、あんたの旦那さんは、まっことええ耳じゃのう。ほうよほうよ、そのとおりじゃて。おぼっちゃまはいたずら好きで、あの中には、数曲のなつかしいメロディのフレーズを入れたそうな。ピアノの師であるマコリンと共に、こっそりとな。すべてわかった人は

『あ、私見つけちゃった。俺にもわかったぞ。わかった、わかった！で〜も〜、教えてあげないもんねえ。今までの絶版になったＣＤだって、全部持ってるからわかるのよねえ。だよなあ！すっご〜い。うそみた〜い。なんか〜良い感じじゃん』

宛てまで、お便りくださいなもし。待っとるでよ（だから、そんなコーナーないってば）。

へんちゃか　ぺんちゃか　春がすみ