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予約 受け付けてま～す
ひぐらしと 秋の虫の音 音楽会 へんちゃか ぺんちゃか
わしゃあ、悩みがあるぞえ。
っちゅうのはのう、テレビの番組が面白くないんじゃよ。まあ、歳をくったせいもあろうが、どうも、深みがありゃせんのう。そりゃあ、中にはええもんもあるが、若いもん中心の文化なのか、視聴率ばっか追っておって、このまんまじゃあ、テレビは滅びてしまうぞえ！それとも、スポンサーっちゅう人らの意向なんかいのう？ 今夜もテレビには眠ってもらって、秋の虫が織り成す音楽会に参加しようかいのう、お月さんでも眺めなら…。
汚い！
それにしてもこの部屋、汚い！
「お坊ちゃまの優雅な暮らし」にはとても似つかわしくない汚さ！おお、なんとかしてちょうだいな。
そりゃ、そうだよねえ。仕事柄、服は増えるは、資料は増えるは、ほこりは増えるは、ついでに体重も増えるは…（それなのに、ああそれなのに、髪の毛だけが増えないなんて）。
あ、いけない。ついつい、愚痴（本音）をこぼしてしまいました。アイドルとして、あるまじき態度。反省、反省。では、気を取り直して…。
みなさ～ん、お元気ですか？もう、夏休み気分は抜けましたか？お坊ちゃまは、これからが夏休みですよ～！さ～て、何して休もうかなあ。旅にでも出ようか、北海道なんかいいよねえ。うんうん、いいよ、いい！でもさあ、疲れた体を癒すには、温泉がいいんじゃないの？東北なんかの。だよねえ、うんうん、そうしよう。あ、ちょっと待って。出かけるのもいいけど、のんびりと、たまには、二千坪の庭でも眺めながら、秋風の中、赤とんぼとたわむれて、青汁なんかを飲むっていうのも、いかしてるんじゃない（あ、青汁って…）？
無理！
そんなの無理！
だ、だってさ、お坊ちゃま、サマカレが終わったというのに、やるべき事が山積み！
本日は、その中から、ひとつを厳選して、お話しましょうね。
そうです！
そうなんです！
ついに、待望の「あれ」が発売されることになったのです！え？なに？「あれ」じゃわからない。そ、そうでした。では、発表しましょう。それは、
『Invitation to YUZZ Ⅰ＆Ⅱ Song Book』
なのでありました！はい拍手！拍手！ありがとう、みなさん、ありがとう。
元々、このアルバムは、お坊ちゃまお気に入りの曲を好き勝手に選び、お坊ちゃまが、好き勝手に編集していくという、おかしな、おかしな企画アルバムなのであります。それゆえ、「例の予算がもうないから」のあの人には、「ユズリン・趣味のアルバム」とまで言われているものなのでありました（たしかに、自費出版だしね）。しっかしですぞ、これまた不思議なもので、意外に好評！（それってさあ、じいじのナレーションが良いんじゃないの？）
特に、今回のセカンド『夢人』の反響たるや、すさまじや！
「このソングブックは、どこにあるんですか？」
「ソングブックという名の写真集は、もう出ているんですか？」
あまりの声の大きさに、じゃ、ひとつ作りましょうか…ってなわけで、実現の運びとなったのでありました。
特徴としましては、
- 今までの伴奏譜よりも、さらにＣＤのアレンジに近づけた雰囲気になっている（つまり、難しいっていうことかも）
- ピアノ伴奏譜は、全曲、金井信氏の編曲である（忙しい中、奮闘してくださいました）
- ユズリンお坊ちゃまのエッセイは、これまた、全曲書き直し（大論文なのだ）
- ２枚のアルバム合作なのでかなりのページ数になり、装丁も豪華（なはずなんだけど）で、表紙にはお坊ちゃまの写真など、いっさいなし！（すごい、まさに豪華！）
- 予約販売のみ（数に限りあり）、ユズリンクリアフォルダー２枚プレゼント（よっ、太っ腹！）
そ、そしてですよ。なんと、ソングブックだというのに、ＣＤが付くのであります！はい、またまた、拍手！拍手！ありがとう、ありがとう、本当に、本当にありがとう。
タイトルは
「柚坊とじいじの縁側ひなたぼっこ日記」！
静岡放送局を、この七月で無事に円満退社した（本人曰く、卒業）今村政司氏とお坊ちゃまの、掛け合い漫才特集…じゃなくて、ラジオ番組風に、お坊ちゃまの秘蔵録音の歌を紹介していく内容になっているのでありました（こりゃすごいぞ、早く予約しなくちゃっと）。
秘蔵録音っていうのはね、お坊ちゃまの自宅のスタジオ（は？スタジオ？あの、四畳半のが？）で、ＣＤになる前に録音された音源なのですよ。もちろん、ピアノはお坊ちゃま。ゆえに、ＣＤでみなさまが聞いている音とは、まったく違うものなのです。素朴な味わいとでも言うのでしょうか、単純？ピアノもミスタッチあり？音程もぶれている？コーラスも少ない？ま、できれば、人には聞かれたくない音源なのでありました（お～い、それをＣＤにするとは、ずいぶん度胸がいいじゃん）。
というわけで、もしも、気になった方は、予約くださいね～。お近くの音楽センターでもよし、お坊ちゃまに直接でもよし、お待ちしております（予価3,000円、10月中には完成予定）。あ、そうだった。ＣＤの収録曲だけでも、お伝えしておきましょうね。
まずは、ご存知「芽吹く季節」。これは、ずいぶんとコーラスアレンジを工夫してありますよ。イントロから『おおっ！』と、通のあなたならうなること間違いなしです。続いて、広島の岩井良憲くんの詩を元に創った「みんな生まれる」と、ボサノバになる前の「あなたに逢えて良かった」の原曲。さらに、すごいのは、未発表曲「あなたとSwing！」まで入れてしまったのです。これは、お坊ちゃまが、じいじの定年退職をお祝いして贈った、素晴らしい名曲なのでありました（って、自分で言う？）。
さあて、今から新しい曲の録音でもしましょうかねえ。広い、広～い、お坊ちゃまスタジオで、気分転換なのだ～！（おや？振り向けば、そこにピアノが…）
次回は、「15周年記念アルバムについての、お願い」について、お知らせする予定ですよ。お楽しみにね。ユッズヨ～ン！
9月8日の土曜日にゃ、研究所の所長ピカリンの「還暦を祝うコンサート」があるそうじゃよ。うちの柚坊も、お祝いに出かけるんじゃと。ピアノで手伝ったり、なんでも、ピカリンのために創ったという新曲も披露するそうじゃ（真面目な曲らしいぞえ）。ぜひとも、皆の衆も来てくだされなあ。場所かい？場所はのう、サマカレの東京会場と同じ建物じゃよ。北千住駅のすぐそばで、１０１０（せんじゅう、千住っちゅうわけじゃ）という名前のホールじゃ。詳細は以下のとおりじゃ。
ピカリンのあか～（る）いコンサート～君からもらった宝物～
ほんだば、実りある秋を楽しんでくだされよ。
じいは、柚坊と温泉じゃよ。うっひょっひょ。さ～て、今宵は、どの温泉の素にしようかいのう？
ソングブック 11月になる おそれあり へんちゃか ぺんちゃかひと粒の 雨のしずくに 秋の色 へんちゃか ぺんちゃか
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