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桃・栗三年 柿八年…柚はなんと十五年!

2008/02/08

雪ん中 はしゃぐからだよ 風邪ひいた へんちゃか へっくしょ〜ん

久々の寒さじゃったのう。
日本海側の衆よ、青空は見えておるかのう?
太平洋側でも、雪が降ったぞえ。ほんのちょっとの雪で、すってんころりんじゃよ。雪が続く方面の方々には頭が下がるだけじゃ。うちの柚坊は、「うわ〜い、うわ〜い、雪だ〜!」と、まるで犬みたいに喜びおってのう。んでもって、結果は寝込んでおったわい。お腹が、新幹線のぞみ号博多行きになってしもうたわい(ああ、解説しよう。つまり、下りじゃな、くだり、くだったというわけじゃよ。どこにも止まらずにの。うおっほん)。ま、今日から復活じゃ。皆の衆も、気をつけてくんされや〜!


は〜い、全国47人のユズリンファンのみなさま〜!お元気ですか〜?ただいま、新幹線こだま号の東京行きに揺られておりま〜す!うっひょっひょ。さて、レコーディングも終わって、あとはジャケット撮影などが残っている今日この頃ですよ。おおっ、かっこいい〜!やっぱ、アイドルだよね〜。ジャケット撮影…う〜ん、心地よい響き!だってさ、だってさ、うちの所長のピカリンちゃんも、まっちゃんも、みんな、み〜んな、絵なんだよねえ。イラストなんだよねえ。描きやすいのかなあ?(そうかも〜)お坊ちゃまだけさ、実物の写真のジャケットっていうのはね〜。でもね、これでけっこう苦労があってね、古いもの(じゃなくって、若い頃のもの)は、なるべく早めに「絶版」にしないとね(んだ、んだ、妙に納得)。ってなわけで、すでに、昨年末で合計6枚のアルバムが、みごと「絶版」になったのでありました!おめでとう、おめでとう!(って、喜んでいる場合かい!)

さあ、お待たせしました。新しいアルバムの曲目をていねいに紹介しましょうね。
今回は、アルバムの一曲目に登場します『ユウジョーンの誓い』を。

ある方が、メールをくださいまして、「あのう、これって、チャングムの誓いに関係あるんですか?」はっきり、お答えしましょう。あ〜りません!ない!無関係!そんでもって、お坊ちゃま、そのチャングムの誓いを知らないのであります。あ、わかった!それってたぶん、韓国ドラマでしょ?内容…、あ、想像できた!つまり…ある村にかわいい少年がいて、その子は八百屋で育ったんだけど、キムチをつけるのができなくて、その代わりにピアノが得意で、そんでもって、将来は「お茶の子ハクサイ キムチャンジャー」っていうポップな曲を歌う、アイドル歌手になるっていう話でしょ?でしょ、でしょ?え?もう、いいから先を続けろ、はいはい、わかりました。

ユズリンソングをご存知のあなたなら、もううすうす感づいているとは思うのですが、そう、これはニューヒーローもの第七弾なのでありました!(註:給食モリモリおかわリンジャー・愛と平和の教師Rainbow Teachers・おそうじ洗隊キラキラピッカマン・お助け忍者宿題花吹雪参上!・輝け!ぼくらのハブラシマン・おやすみスヤスヤおやすミンジャー、に続く作品である)
しか〜し、ちょっと違うのは、今回は本格的なかっこよい詩の中身とサウンド。う〜ん、壮大な宇宙に広がる、人類の長い歴史に秘められた、夢にあふれるロマンに満ちた曲に仕上がっているわけです(???…よく、意味がわからんが、まあ、そういうことでしょう)

編曲は、まっちゃんの高校時代の同級生という小林さんに初依頼。隅から隅まで、きちんと頭の中に世界があり、的確に音を作ってくれる方です。この作品のみ、このアルバムの中では、コンピューターによる打ち込みなのでありました(わっかる〜?つまり、本物の楽器じゃないっていうことなんだよ)。登場人物も多彩で、ところどころに、またまたお坊ちゃま以外の声が登場してくるゆえ、お楽しみにね。今回も、新人が初登場しますからね(トクちゃん、マエダくん、前回に続き、ありがとう)

ほんでね、ナレーションもあるわけさ!ナレーションって言えば、そうそう、じいじだよね〜!で、でもね、じいじはテレビ局を辞めたとたん、変にイキイキし始めてしまい、もう多忙、多忙、超多忙!というわけで、仕方なく、このお坊ちゃまが務めたわけです(仕方なくって、自分の作品じゃろが〜…)

全世界に散らばっている、ユウジョーンの仲間達が、それぞれの武器(これは、歌を聞いてのお楽しみ。しかし、けっして生命をおびやかさない武器であることだけは、ここではっきりさせておこう!…おおっ、なんかかっこいいぞ〜)を使うことにより、地球を守り、立ち直らせてゆこうという物語なのだ!どうだ、まいったか?うっひょっひょ。

ああ、疲れちゃった。というわけで、他の曲は次回に回すことにしよう。では、さらばじゃ!(って、今回の日記のタイトルと関係ないじゃん!)ああ、そうでした、そうでした。それはね、新春のレコーディング以降、コンサートが3つあったんです。ひとつは、もう9年も続いている、神奈川県の南足柄幼稚園。園長先生の「私ね、あなたの“天まで駆けるよ”の歌詞が大好きなのよ。」の言葉にほだされて、なんと9回連続で呼んでもらっているんです(実は、当初断るつもりで電話したというのに…)。この幼稚園、もちろん子ども達もがんがん参加してくれるのですが、それよりも保護者の方々が温かくて、温かくて…。涙するお母さんの姿が、なんとも美しくて、美しくて…。

その南足柄幼稚園の影響で、同じ市内の岡本幼稚園でも、2002年から6回も声をかけてもらえたんですね。そして、とうとうPTA主催で岡本小学校コンサートが実現したのです!子ども達全員が岡本幼稚園出身ではないのですが、ものすごい反応に、このお坊ちゃまもびっくり!(なに?すでに免疫ができているんだって?そうかも〜)それもそのはず、保護者の方々が「おかゆず」(おかもと小学校のおかあさんが作る ゆずりんコンサートかな?)という秘密組織(じゃなくて、サークル!)を結成して、昨年の9月から、各クラスに入って、歌や手話、ダンスの指導をし続けてくださったんです。写真にある壁画(?)も、全部手作り。お母さん方が基礎をこしらえながらも、子ども達一人ひとりの思いがこめられた、素晴らしいメッセージボード。これが、体育館じゅうにぐる〜っと貼りめくらされていたんですよ。すごいでしょ?
実行委員長のお母さんが、終了後、
「ああ、終わっちゃった…。呼ぶのに5年以上もかかったのに…。」
ぽつんと語られたこの短い言葉の中に、どれだけのものがあるのかは、想像できますよね。

最後は、伊豆半島の南端、下田でのコンサート。
思い続けてはや何年…、もう無理かも…。ああ、このまま年老いていくのやら…(お互いにね)、と何度も挫折を味わいながらも、手つなぎできる人を探し、共感してくれる人を増やし、ついに、実現させてしまったのでありました!当日は、小学生もこんなふうに会場に入って踊ってくれたんですよ。これは、リハーサルの写真なのですが、本番は、650人を超えるお客様の中に入って、堂々と踊ってくれたんです。
控え室からお客様の来場の様子を見ていたら、「えっ、ど、どうしよう」と、顔が青くなるお坊ちゃま。それもそのはず、コンサートに来てくださっているのは、大人はもちろんなのですが、その両手に、その胸に、その背中に、な、なんと、小さき、かわゆき、お子たち!
「だ、ダメだ〜。このお坊ちゃまよりもかわいい、あの小さき、やんごとなきお子たちには、お坊ちゃまのアイドル光線は伝わらない〜!」
と嘆いているうちに、開演のオルゴール…。と、ところがです。何と言うことでしょう!ちゃんと聞いてくれているではありませんか!それは、雪雲をかきわけて射す、一筋の光の道…(はいはい、ビフォーアフターね)騒いだり、走り回ったりする姿はなく、きちんと参加してくれているのです!そんな会場のみなさまを見て、ただただ感謝するのみのお坊ちゃまなのでありました。
「や、やった!ついに、本当にかわいいお子たちにも、アイドル光線が届いた…。」

ってなわけで、次回お楽しみにね。
じゃあね〜、バッハッハ〜イ、ユッズヨ〜ン!


まあ、良かったわい、復活したのう。
この脳天気さがなきゃあ、柚坊とは言えんからのう。なに?あんたはんも、そう思うかい?やはりのう。お互いに疲れるのう、どっひょっひょ。では、またのう。風邪には、くれぐれも用心じゃよ!


春風が 柚の実染めた ふくらめた へんちゃか ぺんちゃか