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2007年度のコンサート すべて終了!

2008/03/19

な・な・なんと また サプライズ コンサート へんちゃか ぺんちゃか


よう、我慢できたもんじゃわい。
あの柚坊が、誰〜にも話さずに、黙っておったなんてのう。いかんせん、よう、しゃべるからのう。ほれ、「ゆずる」っていう文字あるじゃろ?口が3つもあるんじゃよ。「讓」じゃ!それがじゃ、校長先生に頼まれたこと、しっかと守りとおしたとはのう…。今日は、誉めてやろうかいのう。

3月18日。
2007年度のコンサートが、すべて、つつがなく終了しました!はい、ありがとう、ありがとう。これもひとえに、支えてくださった全国47人ユズリン・アイドルファンクラブのみなさまのおかげあります。本当に、ありがとう、ありがとう!(ここまでしつこく書かれると、まんざらこのファンクラブ、嘘じゃないような…)

その締めくくりのコンサートというのが、な、な、なんと、卒業式後の「サプライズ コンサート」なのでありました!昨年は、SBSラジオの関係で、富士市の大淵第一小学校に乱入、じゃなくって、歌いに行ったわけですが、今年はね、

「あらまあ、そんなコンサートもやっているわけずら?」
「うらやましいずら、うちの学校にも来てほしいずら。」
「そうずら、そうずら。2回も呼んでるずらよ〜。」
「スケジュール、空いてるずら?」
「だったら、来てちょうだいよ〜ずら。」
「来て、来て、来て、来て、さんがつ〜に〜…ずら。」(わっかる〜?歌ってみてね〜)

という会話が、学校コンサートの終了後、校長室でひそかに交わされていたのでありました(内容は、だいたい、こんなでしたが、実際に使われている言葉使いではありませんので、あしからず。え?わかってるって?失礼しました)
その学校とは、2005年度、2007年度と、なんと2回も「ユズリン アイドルコンサート」(もう、訂正する気力さえなくなったのだ…)を開いてくださった、静岡市清水区の“清水不二見(ふじみ)”小学校なのでありました!ひ○こ校長先生がこの3月で退職ということもあり、○ろこ校長先生からの贈り物という形で実現したのでありました。
「この子達はね、歌で育ってきたさ。歌が好きで、好きで、そして、うまいんだよね。だから、ユズリンのコンサートを最後に、もう一度、贈りたいと考えたわけなのよ。」

「学校には、連絡しないでくださいね。こちらから、電話します。絶対にばれないように進めたいんです。」
ひろ○校長先生の代わりに動いてくださった先生から、厳重に指示されたお坊ちゃま。いつもなら、
「ねえねえ、知ってる〜?あのさあ、聞きたい?どっしよっかなあ〜?そんなに聞きたいの〜?じゃあ、話すけどさあ、誰にも言っちゃいけないんだよ。あのねえ…。」
と、会う人、会う人に、みんなが知ってしまうことになる「ここだけの話」をしていたに違いありません!(って、自分で断言するかい!)しか〜し、今回は、みごとに自分のお腹の中にしまっておけた、立派な態度だったわけであります(立派な、お・な・かだったわけです)

前日の夜、こっそりと、音響のモロちゃん達と仕込み、リハーサルをして、夜の8時には終わるはずったのに…。ああ、終わるはずだったのに…。運動場のサッカースポーツ少年団の子ども達が、「5年 VS 6年」という、お別れ試合に燃えてしまい、8時近くまで猛練習!身動きの取れない状態で、暗〜い体育館に身を潜めていたわけであります。もちろん、校長先生も、懐中電灯を片手に持ちながら、ウロウロ、キョロキョロ。少しでも、ガタッという音がすれば、みんなで、そっちを振り向きながらも、縮こまり、死んだふり…(熊じゃないんだから〜!)
ステージだけの明かりの中、とにかく、そ〜っと、そ〜っと、器材を搬入し、準備するモロちゃん達なのでありました。音が出せたのは、9時を回ってのこと。いつもだったらすでに眠りの世界に入っているという、脳天気なお坊ちゃまゆえ、まぶたが引っ付いていくわけです。それでも、
「明日のために、きちんと、しっかり、確実に、不安のないようにやらねば。そう、歌うんだ、歌うんだ、歌うんだ、ジョ〜!」
と、自分にゲキを飛ばし、いつものように、キーボードを弾き、歌い始めると、
「そんなにちゃんと歌っちゃダメだよ〜。」(ここは、欽ちゃんふうに)
と、学校とお坊ちゃまのパイプ役を務めてくれた「すぎさま」の一言。
「近所に、5年生とか子ども達が住んでいるんだから、特徴あるハスキーな声とか変てこりんなメロディの曲で、ばれちゃうよ〜!」
ってなわけで、あっさり、さっぱりとしたリハーサルになってしまったのでした、はい。

翌朝(18日)、朝の9時半までに、体育館の器材室に到着すれば大丈夫という手はずだったのに、緊急連絡が、すぎさまから入ったのでありました。
「柚坊、てえへんだ!卒業式がやけに早く進んじまってるぜ!すぐに、飛んで来いってんだ!」

そんなこんなで、いよいよ、お坊ちゃまの出番は30分も早くなってしまったのでありました!
「一同、礼!…最後に、校長先生から、お話があります。」(あ、これは、司会の先生ね。)
そして、○ろ○校長先生の、
「…今日は、私からみなさんに、プレゼントがあります!」
を合図に、体育館に響いたのは『スタートライン』のイントロ…チャララチャララチャララ〜ン(歌えたあなたは、天才!)。先生方も、子ども達も、
「なんで、今さら、CD流すの〜?」
と思っていたそうです。と、ところが、その予想はみごとにはずれ、歌いながら登場したのは、本物のユズリンではあ〜りませんか!

「う、うっそ〜!」
「本当に、来たの〜!うれしい〜!」
「もう、校長先生ったら、秘密にしてたのねえ。」
「やっと、終わると思ったのに〜。」
「そうだよ〜、うううっ、お、おしっこ…。」

さまざまな思いを乗せて、夢のようなサプライズコンサートは進んでゆくのでありました。
在校生代表の五年生はどんどん立ち上がって歌いまくるし、先生方も負けじと手拍子するし、卒業生もさっきまでの緊張感が一気に吹っ飛んだのか、笑顔いっぱい!ただ、一部の方達のみが、固まってしまうのでありました。

「あ、ありゃ、誰だい?」
「不審者じゃ、捕まえろ〜!」
「なんじゃ、こりゃ。思わず、わしも手拍子しちまっておるわい。」

そう、来賓のおじさま、おばさま達の青ざめた顔。実に印象的なのでありました(終了後、一目散にトイレに駆け込んだ方たちでありました、はい)

「私ね、家もそこなのよ。新任の時も、この学校。最後も、この学校。本当に感謝しているし、幸せ者ね。だからこそ、お世話になったみなさんに、恩返しをしたくてね。それで、あなたを選んだのよ。」

校長先生が大事にしてきた、「生命を真ん中に置きながらの教員生活」。その締めくくりに関わらせていただけたこと、何よりも光栄なお坊ちゃまなのでした。ほんの何気ない会話から始まった、このコンサート。まさか、本当になるとは、この頭の中だけがかわいいお坊ちゃまとて、思ってもみなかったんです。もしかしたら、ボクが一番、驚かされたのかもしれません。

さあて、来年は、どこの学校の校長先生が
「ああ、きみきみ!どうだね、次回は、うちでやらんかい!アイドルコンサートを!」
って、言ってくださるかなあ?なに?呼んでもらうのはいいけど、アイドルコンサートじゃないって?う〜ん…、そ、そっかあ〜…。じゃあ、スーパーアイドルコンサートで、いい?(はいはい、勝手にして)
もう、緊張で肩がこっちゃったよ〜。本日はこのへんでさよならしましょうね。バッハッハ〜イ!ユッズヨ〜ン!



柚坊、最近、面白い仕事をしておるようじゃ。
三月最初には、静岡県庁の「人づくり協議会」主催のコンサートがあったんじゃ。
おはしの使い方の話も良かったわい。わしも初めて知ったことがあるでのう。おはなしのお姉さんも上手じゃったのう。昔話をピアノを弾きながら語ってくれて、ありゃ、ええわい。ほんでじゃ、紙ひこうきの作り方も面白かったぞえ。つい、夢中になってしまったわい。柚坊も、自分の出番も忘れて、子ども達よりもムキになって、飛ばしておったわい。困ったもんじゃ。ほんだば、皆の衆、まったのう!ジッジヨ〜ン!



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