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こちら湿度低い新宿です

2011/01/21

静電気 これで発電 できたらなあ へんちゃか ぺんちゃか


新年早々の松戸コンサート、楽しかったよ~!

からからじゃわい。
喉にも悪いし、風邪も流行るのう。
皆の衆は、大丈夫かえ?うちの柚坊はのう、必ず、加湿器を用意して、一晩中つけておるわい。ま、この時期は、新しい電子録音盤の制作じゃから、普段以上に気をつけ、気を遣っておるわい。大切なことじゃからな。皆の衆も、くれぐれも用心してくだされや。さ、今日は、その制作の様子を報告させようのう。

さあ、セッティングだよ。いよいよだね。




狭いけれど、ここで、仮の歌を歌います一日が早い!
まったく、早い!
気がつけば、日付は変わっているし、ふと目覚めれば、朝日は差し込んでいるし。ああ、早い、早い!一日、30時間ほしいのだ~!

そうなんです。
今は、この春発売予定の新しいアルバム『ぐんぐんどこまでも』のレコーディング中。
集中しまくっています。


今回も、ここフリーダムスタジオでの録音(実は、この日記、スタジオの控え室で書いているんだよ~ん)。今回は、自主制作なので、もっと予算を切り詰めて…とも考えたのですが、やっぱり、歌いやすいスタジオがいいなあ、慣れたスタジオがいいなあということで、ここは、ひとつ、ふんばって、取り組むことにしました(よっ、えらいぞ!お坊ちゃま!)。そのかいあって、まずは、順調に進んでいますので、ご安心を。

天才ピアニスト、金井信氏。今回も決まってます!さあ、レコーディング一日目は、天才ピアニストの金井信氏によるアレンジの曲から始まったのであります。金井さんにお会いするのは、一年ぶり!そうなんです、2009年の熱海、起雲閣でのコンサート以来!でもね、気心知れた仲なので、そこは大丈夫。楽しいうちに、録音は進んで行くのでありました。



今回、金井さんにお願いしたのは、次の6曲。

「笑い飛ばしながらゆこう」「ぐんぐんどこまでも」「故郷への手紙」
「幸せってね」「夜空見上げれば」「きみのこと大好きだよ」

まあ、どれをとっても、いかす編曲!
それなのに、ああ、それなのに、わたくし、困ってしまったのであります。
なんとなく、予想できます?
そ、そうなんです!

無理!

弾けない!

こりゃ、お手上げ!

このピアノ、難しすぎ!


真剣そのもの。音楽に生命を吹き込みます。なんか、毎回、毎回、ハードルが、それこそ「ぐんぐんどこまでも」上がっているんです(よっ、うまい!山田く~ん、座布団一枚!)。金井さんが弾くのを聞きながら、編曲の譜面(実際には、ピアノの音は書いてないのです。楽譜は金井さんの頭の中にのみ存在するのです)を見ていたら、「こりゃ、カラオケで歌うしかないわさ。」と、あきらめ気分。

すると、見透かされたように、金井さんは言うのです。
「まさか、ピアノ中心の曲をカラオケでなんか歌わないよね?ゆず!」


頭の中だけがかわいいお坊ちゃま、ひきつり笑顔で、こう答えるのが精一杯なのでありました。
「え、ええ。ま、まさか、そ、そんなこと、す、するわけありませんよ。あはははは。」

春、どうやら、特訓の日々が待っているようであります。
みなさま、どうぞ、変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いします!ゆずりん、ゆずりん、ゆずりんでございます!(って、なんじゃい、そりゃ!)

帆足さん率いる弦楽四重奏のみなさまです。その金井さんのアレンジ、全部すてきなんだけど、特に美しいのが、「幸せってね」という曲です。
ピアノと弦楽四重奏のみの伴奏なんですが、何を隠そう、歌を録音したとき、途中から、歌えなくなってしまったんです。え?文字が見えないのか?ついに、眼鏡が必要になってしまったのか?って(とっくに必要なお年頃ですよ~)?


ち、違いますよ。
あまりにも美しい音色に、自分の歌だということも忘れて、涙があふれ出てしまったのです。

そういう場面には、何回も遭遇している、お髭お代官様(あ、ディレクターの西村さんです)、知らないふりをして、しばしの「間」を作ってくれて、上手にアドバイスしてくれるんです。ああ、ありがたや、ありがたや。そのおかげで、最後まで、無事に歌いきることができました。

おすましお代官様それでね、通常ならば、コーラスが、たくさん入っているでしょ?お坊ちゃまの曲って。
ところが、この曲をチェックしながら聴いていたら、
「コーラス、要らない。メロディだけで、いい!」
と、大胆にも、つぶやいている自分がいたのでした。

「おお、そちも、そう思うか?わしも、同じじゃ。」
と、お髭お代官様。
そして、エンジニアの徳ちゃんまでもが、うなずきながら、微笑んでくれるのでした。


きっと、あなたも、このアルバムを聞いたら、納得してくださると、強く強く、確信しています。でね、最初に計画していた曲順があるんだけど、すぐに変更してしまいました。これ、最後にする!と、独り言を言いながら、メモしたのでありました。おおっ、それにしても、ほんまに美しいのう。ほうよ、ほうよ(どこの出身じゃ!)。

「きみのこと大好きさ」は、まるで、ミュージカルが始まるよ~…みたいな感じで、ウキウキするんだよ。クラスに明るい笑顔が、い~っぱい広がる。うん、まちがいないよ。笑顔の幕が上がるよ!(これまた、うまい!山田く~ん、座布団二枚!)

とにかく、トランペットを吹くのが楽しそうな、筒井さんなんですよ練習で歌っていたら、いつものごとく、途中、「あ、いいこと思いついた」と、またまた歌詞を変えてしまい、狼の遠吠えにも初挑戦。意味わかんない?いいの、いいの。聞いてのお楽しみね(さりげなく宣伝?)。

「ぐんぐんどこまでも」は、トランペットの音色が、元気付けてくれるんだ。うつむいている場合じゃないぞ!みんなで進むぞ~って、勇気付けてくれるんだね。これまた、新学期にぴったり!


「笑い飛ばしながらゆこう」は、お坊ちゃま好みのジャジーな一曲。このクラリネットの前奏が、な~んか、いいんだよね。怪しげなんだよね。心をくすぐるだよね。何回も、何回も、聞きたくなるんだよね、そこだけ~!(おいおい!)

「夜空見上げれば」、もう、ご存知の方が比較的多い曲ですが、ついに完成版ができました。だいたい、ちゃんとしたアルバムには収録されていなくて、2009年のライブ盤で初登場(じゃ、ライブ盤は、ちゃんとしたCDじゃないの~?)。で、2010年のライブ盤にも再登場(あ、まだ、出版されていませんが)。つまり、3回目で、ようやく、まとまったというわけですよ。

こんな感じで吹いて、と白石さんと打ち合わせでね、今回のレコーディングに、じいじ(今村政司氏)にも、おいでいただいたのですが、そのとき、たまたま、とある曲を録音していたら、

「いやあ、泣けちゃったよ。うちの娘に聞かせたい。」
と、大絶賛!そう、金井さんアレンジの残りの一曲「故郷への手紙」なんです。

ボク自身も、過去、書いたことがないような、そんな内容の一曲になりました。
なぜ、じいじが泣けちゃったのか、どうして、娘さんに聞かせたいのか、はいはい、それは、聞いてのお楽しみだよ(って、また宣伝かい!)。

次回は、ヘビメタ兄貴、進ちゃんの登場だよ。
お楽しみにね。ユッズヨ~ン。


おお、なんか、楽しみじゃのう。
わしも、春が待ち遠しくなったわい。特に、「故郷への手紙」っちゅう曲じゃな。手に入ったら、いちばんに聞くぞなもし。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!


サマカレの ダンス振り付け どうしよう へんちゃか ぺんちゃか