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子ども達の成長に涙

2011/11/09

枯れかけた 秋桜七輪 咲きました へんちゃか ぺんちゃか

ダンサーズ、おみごと!若さの勝利でした!

夏はとっくに過ぎて、秋も深まり、冬への準備…と思いきや、昼間の暑さはなんざんしょ!
朝晩こそ、寒さを感じる日もあるが、ずいぶんと、おかしな陽気じゃわい。そのせいか、咳をする方々も多くてのう。風邪のひき始めじゃな。皆の衆も、気をつけるのじゃよ。手洗い、うがい、そして、口防布(マスクのことだよ~ん)を忘れんようにな。


泣きました!
ええ、ええ、泣きましたよ!
石川県は金沢市、そこでの「あしたのきみに」コンサートのリハーサルの時だったんだけどね。何気なく、「今年は、どんな内容なのかな?順調に進んでいるのかな?」と、軽い気持ちで客席で観ていたんです。

こんなふうに全校で取り組んでくれたんですよすると、ぐんぐん劇に引き込まれてしまって、いつの間にか、ほほを涙が…。
いえいえ、本当は、ハンカチを出して、ぬぐうほどだったんです(客席の電気が暗くてよかったあ)。

もちろん、劇の中味はすばらしいのですが、今回は特に、子ども達の成長が著しくて、もう、ダメ!
クラスの子ども達の、一年間過ごした成果、そう、あたかも、三月の最後の参観日のような状況になってしまったのでありました。こりゃ、先生の気持ちだよね。主人公役のたいき君の、あまりにも表現豊かな演技に、ああ、泣かされました~!

過去、大人の役は、当然ながら大人が演じていたんだけど、な、なんと、今回は「おじいちゃん」役のみが大人!(オカリナの名手)あとは、すべて、今まで関わってきた子ども達がこなしていたんです。

お母さん役も小学生(おばさんって呼ばれていたのに、ひるむことなく立ち向かう小学生でした)、そして、先生の役も、中学二年生のゆうき君!もちろん、他の子ども達も、それぞれの場所で、それぞれの味を出しまくり!

それでね、子ども達と、その先生役の彼が、劇中で歌った曲。
「人愛しくて」なんだけど、これがさ、うまいわけさ!
ほら、新垣勉さんが、ご自身のCDに収録してくださっているでしょ?
先生役のゆうき君の歌い方、声は、それを思い起こさせるようなほどの歌唱力!

5・6年生の「とっておきの一人」迫力ありました!何年か前は、僕のそばをうろちょろしていた、あの子が、こんなに立派になるなんて…。
なんか、そんなことを担任のように感じてしまっている自分がいるのでした。

そうそう、二部のコンサートで、突然のことながら(舞台監督のゆうじ君、ごめんね。打ち合わせなくて)、主役級の彼らをステージに呼び出して、紹介しながら、いきなり、「人愛しくて」を中二のゆうき君に歌ってもらったわけさ。そしたら、なんということでしょう!会場割れんばかりの大拍手!

で、その後に、
「僕は、こんなふうに歌うんですが…。」
と、自分らしく歌い始めれば、大爆笑!
なんでやねん!

ま、おいしい時間だったということで…。

金沢の「あしたのきみに」コンサート、もう9回目なんですよ

今年で9回目の「あしたのきみに」コンサート。
いつも、いつも、素晴らしさがあるんだけど、今年は、種が芽を出したよって印象を大きく持ちました。続けることは、ものすごく大変なんだけど、よく言われるように「継続は力なり」なんですね。またまた、教えられました。

そうだよね。
こんな僕でも、ピアノ、歌、踊り、作詞作曲を続けてきたから、今の自分があるのかもしれませんね。


久しぶりにうかがった、広島のとある小学校。
そこの先生が、こんなメールをくださったんです。

主役級の小学生と中学生。お見事でした!…校長室でも申し上げましたが、10年ぐらい前に、前任校でもゆずりんコンサートを開きました。あれから10年が経ち、ゆずりんがどうなっているか、実は私…個人的に楽しみにしていました。今回のコンサートが終わり、私が職員室に帰って同学年の先生に真っ先に言った言葉は、
「10年前のゆずりんより、すべてが上手くなっていて感動した。」
でした。さすが、プロだと思いました。ただし、プロにも伸びる人とそうでない人がいますけど・・・。ゆずりんがこれまでにたくさん努力してきたということがわかるコンサートでしたよ。これって、2回見た人しか言えないコメントなので、貴重かも…。正直な感想でした…

たとえ、お世辞半分でも、本当に嬉しくて、涙が出るほどの心温まる言葉でした。
継続は力なり…もう一度、かみしめています。

この秋、なぜか、回らせていただいているコンサートのどれもが感動的なんです。
なぜかは、わからないんだけど、とにかく、心が満たされていくのがわかります。
先生方の思い、子ども達の笑顔、そして、自分の体調、心もよう…。すべてが、折り合わさって生まれる「たった一度の瞬間の幸せ」なんですね。

コンサートに向けて、学校中を燃えさせた先生。
10年以上も前の出会いを忘れずに、声をかけてくださった保育士さん。
作品を通してのみでも、知っていてくれた先生。
もちろん、当日に向けて歌ってくれていた子ども達(別の表現をすれば、歌わされていた…のかもしれませんが)。

でも、せっかくの出会い。
チャンスにしないとね!


「スタートラインの歌詞が好き」という感想に、一緒に歌ってもらいました。最後に、もうひとつ。
実は、旅の途中に、なつかしい方にお会いしました。
その方は、大きな病に倒れて、大手術を受けていたんです。生死の境を経験なさったわけです。

短い時間の語らいでしたが、強く感じたことがありました。それは、その人の「生命力」です。以前よりも、顔が輝いていて、目に強い信念を感じたのです。「例の予算がない人」も、同じように大病を患ったのですが、そう、同じ目をしています。

生きる。
生き抜いてやる。

だらだらする人生とは、さよならすることを教えられました。
できることをできる時に、できる限り。ね。

さあ、まだまだ学校コンサートなど続きますが12月4日には、静岡県沼津市、そう、僕が観光大使をさせてもらっている町です。そこで、大きなコンサートがありますよ。ぜひ、おいでください。

沼津コンサートのチラシ

12月4日(日)14時開演
一般1,000円 高校生以下500円
沼津市民文化センター 大ホール
問い合わせ先:沼津市民文化センター 055-932-6111

主催:沼津市教育委員会
出演:玉木正昭(ドラムス)進藤克己(キーボード)帆足あや(バイオリン)今村政司(司会)
   大和田治臣(ベース)細川圭一(ギター)松本直樹(パーカッション)


それに、高校時代の同級生や先輩が、オーボエ、ホルン、クラリネット、ソプラノサックスで出演してくれるんです。これ、夢だったんです!もう、ステージで泣いている自分が見えま~す!

なお、駐車場が少ないので、できるだけ、自動車を避けておいでください。
待ってますね。では、まったね~。ユッズヨ~ン!


来年は、新しい電子録音盤はないようじゃよ。
その代わり、なんでも、そのおまけに付いている電子映像盤の改訂版が出るようじゃのう。新しい踊りやら、他の映像やら、準備に追われておるぞえ。こりゃ、楽しみじゃ。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!

起雲閣 八百屋の内野に きいてみて へんちゃか ぺんちゃか