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沼津の空は青かった!

2011/12/07

同級生 いくつになっても 同い年 へんちゃか ぺんちゃか

前々日のリハーサルも本気でやりましたよ~!

寒くなってきたのう。
風邪など、ひいておらんかの?
柚坊、とにかく忙しくてのう。かなり疲れておるようじゃわい。しかしじゃ、沼津の舞台が終わるまでは、寝込めない!と、息巻いておったわい。その沼津の音楽会も、楽しかったようでのう。
今日は、そんな話を聞いてやってくだされや。


な、な~んか、かっこいいのだ!リハーサルは、いつもの高田馬場にある、とあるスタジオ。
今回の沼津市民文化会館の自主事業。そう、沼津市教育委員会主催のコンサート(なんか、難しい漢字が続いてしまった)は、ぜいたく三昧のメンバー!

今までも、何度か、かなり素晴らしいメンバーで歌わせてもらったことがありましたねえ。
そうそう、千葉では、金井さんもいたり、弦楽四重奏、管楽器もいたり…。しか~し、なんとなく、このお坊ちゃまはと言えば、借りてきた猫のような状態で、


「足を引っ張るのは、ボクの歌とピアノなんだよなあ。ひかえめにしなきゃ…。」
なんて、弱気だったんですねえ。ええ、ええ、そうなんでございますよ。

しっかし、今回の沼津はと言うと、何を隠そう、このお坊ちゃまが、中学、高校と通った土地なのでありました!つまり、同級生やら、後輩、先輩、恩師がわんさかと住んでいらっしゃる場所なのであります。はい、拍手!拍手!(なんで~?)

いつものように、手拍子そろえて開演です。しかも、高校時代の同級生や先輩が、管楽器で友情出演してくれる…という運び。
こりゃ、今までみたいに、控えめではいけません。ええ、ええ、それで済むわけがありません。でしょ、でしょ?

こんな、頭の中だけが軽いお坊ちゃまでも、気持ちは重く、どっしりと。
みんなを受け止めて、引っ張らねばならない存在であるわけですねえ。



というわけで、めったにない責任感を持ってしまったせいか、前夜、ほとんど眠れずに、困ってしまっていたのでありました。ああ、遠足の前の日みたい…。

今回のコンサートの醍醐味!
それは、何と言っても、すべてが生伴奏だということなんです!
過去、あり得ないことなんですよ~!

オペレーターも力が入ります。そりゃね、なんとか挑戦しようと思ったこともありましたが、ほら、お坊ちゃまのコンサートって、必ず、ダンスが入るでしょ?だから、どうしても、カラオケを使わざるを得ないんです。リハーサルで、自分でも感じちゃうんだけど、なんだか、「ユズリン・カラオケショー」みたいになっちゃうんです。
それがさ、それがね、それがだよ~、今回は、初めての全曲生伴奏!
「きっとできる」も、「テレパシーを送ります」も「ぐんぐんどこまでも」「TEAM EARTH」「目覚める力」
そして、「歩いてゆこう Movin’On!」「夢があれば」も…。



それというのも、強力な助っ人、いえいえ、本当の主役かもしれませんね。
そんなバンドのメンバーがいてくれたからなんです。

そんな、素敵なメンバーをかいつまんで紹介しましょうね。

バンドをリードするドラムスは、ご存知、玉木正昭さん!まずは、Pon-zメンバーのドラムス、玉木正昭氏。
まあ、この人がいれば、テンポ、リズムなど、すべてを任せて大丈夫。何と言っても、ムードメーカーなんだよねえ。会場を笑顔に変えてゆく力を持っている、なんとも不思議な人です。彼とは、もう20年以上のお付き合い。初期の作品「少年少女冒険隊」のドラムスも、この人なんですねえ。う~ん、歴史を感じます。


レコーディングメンバー、ギター細川さん、ベース大和田さんお次は、レコーディングメンバーの、ギターの細川圭一氏。
今年発表したアルバム『ぐんぐんどこまでも』で、初めてお会いしたんです。ひょうひょうとした雰囲気で、無口なんだけど、やる時はやる…そんなタイプの方。いつもは、ピアノで歌う「人愛しくて」も、今回は、彼のギターのみで、一番を歌いました。う~ん、気持ちよかった。歌いやすかった。


そして、ベースは、大和田治臣(はるお)氏。
ず~っと、はるおみさんだと思っていたら、違いました~。は・る・おさんですからね。
大和田君は、もう、何回もご一緒しているんです。ただし、スタジオのみ!レコーディングだけの顔なじみ。それが、今回、初めて、一緒のステージに立てたわけです。これからが、楽しみな人の一人です。『ぐんぐんどこまでも』のレコーディングでは、風邪で高熱を出しながらも、ウッドベース、弾きまくってくれたんです。


初めての共演です。パーカッションの松本さん。初めてのステージどころではなく、初対面だったのが、パーカッションの松本直樹氏。
見るからにアーティスト!存在感、大きい方です。ボクの曲なんか、全然知らないのに、スタジオでのリハーサルでも、あっという間に雰囲気をつかんでしまい、本番では、ドラムスの正昭君とも、アイコンタクトを取り、あまたの楽器を奏でてくれました。歌いながらも、二人の音の競演に胸が高鳴っていたくらいです。


ますます音が冴え渡る、帆足さん。さあ、もう、ご存知の方も多いですね。
はい、バイオリンの帆足(ほあし)あやさんです。
この人のすごいところは、「なんとなく、この曲に入って」と頼めば、すらすら~っと、弾いてしまえるところ!しかも、それが、いいんです。今、バイオリンをやっている同級生が、ほれ込んでいました。きっと、皆様の中にも「夢があれば」の前奏を聞けば、帆足さんが見えてくるという人も、少なからずいるのでは。


アンパンマンこと、進藤さんはバンドマスター!さあさあ、お待たせしました。
われらがバンドマスター、実写版アンパンマンです!
じゃなくって、キーボード、進藤克己氏です!

今回のコンサートも、進ちゃんがいなかったら、できなかった…これは、過言ではありません。
とにかく、曲数も多いので、その楽譜の準備が大変。レコーディング用の譜面では、なかなか演奏できないのが現実。やり直しがきかないので、さっと見て、ぱっと弾ける。そんな、わかりやすい譜面が必要になってくるわけです。

その譜面をすべて準備してくれたのが、そうです、進ちゃんなのでした!
はい、ここは、真面目に拍手、拍手、拍手~!
年末に向けて、ライブや、学校の授業で本当に忙しいのに、ありがとうね~!


こんな実力者に支えられて、まあ、楽しかったこと。
例えば、いつもとは違うピアノの弾き方ができるんですよ。
一人だと、ベースとか、打楽器とか、管楽器とかの部分も、一人でやらないといけないんですが、この日は、みんながいてくれるから、そこは弾かなくていいんです。

いちばん最初の教え子も、応援に来てくれました!って言うか、下手したら、ピアノ、いらないんです!
だから、ピアノもいるよ~ってアピールするためにも、そういう弾き方をしなければならないんですね。まだ、存在感を出すまではいかないけれど、うまくはないけど、な~んとなく、そんな雰囲気をかもし出せたら…。こういう変化も、実に楽しいものです。挑戦あるのみです!



さらに、嬉しかったのが、予想できなかった方が来てくれたことなんです。
最初の教え子、4年4組の仲間達が、自分の子どもも連れてきてくれたんです。
ステージに上がってもらって、「テレパシーを送ります」を共演してもらってしまいました。
どの子も、あの当時のままの素直な瞳、顔、しぐさ。

かわいかった、幼かったあの子達が、みんなで出し合ったお金で、大きな、大きな花束を贈ってくれました。いつの間にか、成長しているんですね。まるで、わが子のような、そんな彼らになっていました。

コンサート後に届いたメール。
「先生は、いくつになっても、私達の先生ですからね…。」
・・・まいりました。

もちろん、最初の教え子だけじゃなくて、さゆりちゃんや、石井君、「きみとぼくの間に」の亨君のご両親も顔を見せてくれましたっけ。

さらに、驚いたのが、中学の恩師も足を運んでくださったのです。
二年生の時の担任の草間先生(英語)、三年生の時の菊地先生(数学)。お菓子や花束を持って、変わらぬ姿を見せてくださいました。卒業以来の再会に、喜びもひとしおです。


お互い知らない者同士で「少年少女冒険隊」を踊りましたよ~!コンサートの中で、最も感激するのは、会場の皆様に呼びかけると、実にたくさんの方が、ステージにあがってくれることなんです。ほら、「少年少女冒険隊」を必ず、踊るでしょ?その時に、踊れる人は、一緒にどうぞ~!って声をかけると、まあ、来るわ、来るわ。

それで、何が感激かっていうと、来てくれることのみならず、そこにいる子ども達や、かつて子ども達だった方は、お互い、見ず知らずの方だということなんですね。小学校も違うし、町も違う。でも、手をつないで、踊ってくれる。なんだか、嬉しくてたまらないんです。



マスメディアを通じて、広がった歌じゃないのに、ほんの、狭い教室の中の話なのに…。
でも、知っている。いいでしょ?こういうの、大好きなんです!以前も話しましたが、転校したら、そのクラスでも、ボクの歌を歌っていて、そのおかげで、すぐに友達になれた…ね、いいでしょ?ありがたいですよねえ。

じいじもご機嫌!この日、SBSラジオ「ユズリンの音楽日記」の公開録音でもあったので、じいじも出演してくれました。あ、今村政司氏です。正式名称は(名称って、あんた…)。いつものように、自由きままな、じいじとお坊ちゃま。まあ、話がかみ合わないこと。それさえも楽しんでしまう、会場の皆様の包容力。
こんな時間、これからも、まだまだ続くといいなあ…。



この夜、高校の同級生、先輩との語らいは、時間を忘れるほどの楽しさでした。
話して、笑って、飽きることのない時間。尽きることのない安心感。
「また、やろうぜ!」
「今度は、俺も出たい!」
「年に一度は、ゆずりん祭りを開こうぜ!」(って、百恵ちゃん祭りかい!…ふ、古~)

う~ん、まさに、友達って、いいな…です。

サックスで参加してくださった先輩が、翌日くださったメールです。
「いや~、いい仕事してますね!!
 演奏者と聴衆のこれほど一体感のあるコンサートは、初めての経験。
EXILE以上じゃないか?
 そんな場に、奏者として参加できて良かったですよ。
 また、呼んでください。」

身内のひいき目だとしても、素直に受け止めて、明日への夢をつなげます!
そんな勇気をいただきました。本当に、ありがとうございました!

さあ、次は、熱海です。
起雲閣の音楽サロンでの、とっておきのコンサート。

とっておきのコンサート
12月23日(金)
13時 開演

問い合わせ先:090-8860-6302 やおやの内野
参加費 6,000円
会場:熱海起雲閣

出演:進藤克己(キーボード) 玉木正昭(ドラムス・パーカッション) 帆足あや(バイオリン)
    白石幸司(管楽器) 今村政司(漫才)

さあて、どんなライブにしようかなあ?
もう、やりたいことだらけで、嬉しい悩みですよ。
お誘い合わせの上、お早めに問い合わせてくださいね。
残りも、あと、わずかになっています(これ、真面目な話)。じゃあね~、熱海で会いましょうね~!

興奮冷めやらぬ感じじゃのう。
沼津の観光大使としても、まずまずじゃな。
この音楽会には、浜松からも、関西からも、埼玉、千葉からも来てくれたおったようじゃわい。
ありがたいのう。どうか、これからも、心なごむような時間を一緒に味わおうのう。

ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン!

こんなにたくさんの花をいただきました!

来年は アルバムないから ちと寂し へんちゃか ぺんちゃか