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反省おぼっちゃま

2004年12月15日

12月の声を聞いたとたんに、まさに冬になりましたね。
いつもなら、こんなきりっとした寒さが好きだなあなんて思うのですが、今年は各地の被害に遭われた方々を思うとなんだか素直に喜べない自分がいます。あまりにも、いろいろと起き過ぎましたよね。自然の大きさにはかないません。ふだんは脳みそからっぽのユズリンも、珍しくあれこれと思いをめぐらせながら、コタツに入れる幸せをかみしめ、つい、うとうとしてしまうのでした(めぐらせた思いは今いずこ?)。

そんなアイドル部門(だから、そんなのないってば)部長のおぼっちゃまも、さすがにこの時期は反省することだらけです(えっ、ふだんからしてほしいって?)。
ちゃんと、一回一回をていねいに過ごせたのかな、聞いてくださる方の気持ちに寄り添って歌えたのかな、元気な笑顔を届けられたかなって。

…誰かと比べることに さよならするのさ…
なんて自分で歌っていながら、もしかしたら「昨日の学校は、こうだったのになあ」なんて心の片隅にあったのかもしれません。言い訳になってしまいますが、疲れていたらダメですね。楽しめなくなってしまうんです。通過点になってしまうんですね。
毎回、大事にしようとはわかっているくせに、それができない!まったく、自分がいやになってしまいます。

そんな悩める“小学生のアイドル”を救ってくれたのが、ちょっと変わったコンサートでした。主催が青少年健全育成協会と、防犯協会と…?つまり、子ども達を対象ではなく、大人のみなさんに聞いてもらう「教育講演会」なのです!そりゃ、大人対象のコンサートも数々経験しましたが、やはり教員や保育士の方々が中心です。しかしです、この「教育講演会」は一般の保護者の方々がほとんど。父さん母さんもいれば、おじいちゃん、おばあちゃんもいる。そして、おえらいさんもいる。主催の会長さんからも「一言で良いから、防犯のことも話してくださいね」なんて言われてしまうし、迷いながらも会場に入ったのでした。

しかしまあ、会長さん達に会った瞬間、そんな迷いも吹っ飛びました。
明るい!もう、明るい!この会長さんは女性の方で、豪快な笑いで包み込んでくれました。女優で言えば「渡辺えりこ」さんにそっくり!顔も声も雰囲気も体型も(失礼!)
「当初、大人だけの予定だったんだけど、やっぱりユズリンが来るということで、子ども達にも呼びかけましたよ。」
この会場の小学校の校長先生も優しい方で、「あの、お願いがあるんですが」と言われるので、「はい、なんでしょう?」と聞けば、「一緒に写真撮りたいんですが、いいですか?お〜い、みんな(職員室の先生方)集まれ!写真撮るぞ〜!こりゃ、将来お宝になるぞ〜!」
って。ならない、ならない。

さらには、どこかで見たぞという顔も!なんと違う校区の先生が、家族を引き連れて現れたんです(以前学校コンサートでお世話になった方です)。
「ちょっと聞いてよ。主人がね、今日はプレゼントがあるって、このコンサートの入場チケットを3枚くれたんですよ。どこかから手に入れてきて、この頃忙しすぎだから、ごほうびだよ。一緒に行こうって。」
はいはい、ごちそうさまでした。さらには、「隣の学校の者ですが、うちではユズリンをなかなか呼んでもらえないから、子ども達を連れて来ちゃいました。」

なんだか、知っている人、知ってくれている人の顔が見えて、急に心がはじけだし、この日の曲目がさっと浮かんできたのでした。スタッフはいつもと同じ信頼できる人ばかりだし、特別に応援に来てくれた人もいて、もう大船(おおふなじゃないよ)に乗った気分です。

しかしこのコンサート、お父さん方も多くて、最初は
「俺たちは、手つなぎなんかしないぞ!な」
「俺たちは、歌わないぞ!な」
「絶対に笑うもんか!な」
「なんだ、このユズリンっていうふざけた奴は?」
「いったい、歳はいくつなんだ!遠目だから若くは見えるけど…」
という硬い表情だったのですが、どこでどうしてしまったのか、つい話や歌に聞き入ってしまい、手話もダンスも、そして最後には『友達っていいな』のあの肩組みさえもやってくれたのでした。
う〜ん、おぼっちゃまの“笑顔キラキラビーム”は、小学生のみならず、ついにはお父さん達にも届いてしまったのでありました!恐るべし、アイドル部門部長ユズリン(だから、そんなのないってば)!

「コンサートのように、みんなが手をつないだり、笑ったりってすれば、本当の防犯になるのよね。大人が良い顔をしていれば、子ども達だってすこやかに育つわよ。」と、渡辺えりこさんは語ってくれたのでした(違う違う、会長さんだってば)。

神戸の酒蔵コンサートも面白かったなあ。入った瞬間に日本酒の匂い!それだけで酔ってしまいそうな、真っ暗な会場。利き酒付きの、ちょっと小粋なコンサートでした。知っている方も多いので、お約束の「笑顔がかさなれば」はもちろんのこと、めったに歌ってこなかった曲(歌に織りこんで・小麦色のページ・WITH YOU・ぼくもきみもみんな好き等)を自分自身が楽しませてもらえました。そうそう、この酒蔵の町は、震災でほとんどの酒蔵が壊れてしまったんだそうです。よけいに心に刻み込まれました。

来春発売の、特典DVD付きのアルバムの準備も着々と進んでいます。どんな内容なのか、どんなジャケットなのか、次回、お話しましょうね。
最近は、大阪・八尾でいただいたゆずで、旅から戻るとゆず湯につかっています。香りもいいし、温まるし、ほっとします。ユズリンがゆず湯だってさ!なんだか笑っちゃうね。あ、今思い出した。子どもの頃、買い物に来たお客さんが(うちは八百屋だったのです)、「ゆず、くださ〜い」というのを自分がさらわれると真剣に思い、ぶるぶる震えていた幼い日もあったのでした。う〜ん、なんてかわいい(頭の中が)
おぼっちゃま! じゃ、またね。