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駆け抜けた 天才おぼっちゃま

2004年12月28日

駆け抜けました!
あっという間の365日でした!アイドルとして、非常に無理しながらも、駆け抜けましたよ!もう大変、息は切れちゃうし、体もボロボロ。さすがのおぼっちゃまも、今朝はなんと8:30まで寝てしまったのでした(今年初めてです。寝坊したのは…)。
しかし、なんとも充実していましたねえ。とにかく、毎日が楽しいんですよ。普通の会社にお勤めの方たちは(え、普通じゃない会社もあるの〜?)、効率・採算と追い詰められているのに、本当に申し訳ないほど、楽しませてもらってしまいました。

何がいちばんの楽しみかというと、それは、なんと言っても来てくださった方、とりわけ「子ども達の笑顔」なんです!わが子が、あまりにもうるさく家で歌ったり、踊ったりしているし、しつこく誘うから仕方なく来たのよ、という保護者の方の感想にもあったんです。
「来てみてわかりました。会場のみんなの一体感があって、私も隣の知らない方とも、手をつないでしまいました。ユズリンはいいですね。いつも、こんなキラキラした目の子ども達に見つめられて、うらやましいです。」
でしょでしょ?よく学校の先生って、歳のわりに(って、どういうことよ!)若いよねえって話題になるのですが、子ども達に囲まれているから、良いエネルギーをもらっているんですよね(この頃はそうじゃない場合も多々あるのですが…)。アイドル部門のユズリン部長も(だからさあ、そろそろ理解してよ。そんな部門、研究所にはないってば!)、歳のわりに若く見えるわけですなあ…ウッヒョッヒョ。

でもね、やっぱりみなさんのおかげなんですよね。こうやって、歌を生かしてもらえているんですからね。感謝の気持ちでいっぱいです。
二年も前から計画してくださったコンサート、とにかく呼ぶんだという熱意のみで企画してくださったコンサート、学校側がダメって言うなら、あたし達がやってやろうじゃないの、という勇ましい(あ、優しいの間違いでした)お母さん方。うちの学校だけじゃもったいなから、全市の子ども達にと計画してくださった、校長会長のおじちゃま。本当に、本当にありがとうございました。
反省することも、もちろんあります。すべではおぼっちゃまの力不足によるところ。どうぞ、お許しを。ほら、じいじも頭を下げて!(あ、じいじはニュースを読んでいました…!? じいじのことを知りたい方はDVDを!)
でもね、とにかくこうやって僕に声をかけてくださった「あなた」がいてくださったから、全員とは言えなくても、何人かの子ども達と分かり合えて、つながれたんです。「あなた」がいなかったら、始まらなかったんです。大きな一歩を踏み出させてくれた「あなた」にありがとうです。

僕ね、ダメなんです。
こうやって思い出しながら書いていると、ついつい泣いちゃうんです。みんなの優しさに今年もどれだけ包まれたのか。それを思い出すと、涙がポロポロ、こぼれちゃうんです。
この前もね、コンサート直後に救急病院に連行されてしまったんです。具合が悪いって、つい、もらしてしまったら、すぐに電話してくれて、連れて行かれたんです。そうしたら、38度近い熱!どおりで、ダンスの時に力が入らなかったわけです。たぶん、一人では行かなかったと思うんです。ニッシー先生とジャイアントパンダ先生のおかげです。

…おぼっちゃまは、医師にけなげにも言うのでした。
「声が出ないと困るんです。とにかく、とにかく声が出る薬を、く、薬を!」
医師は質問するのでした。
「きみの仕事は何ですか?」
「あの、一応、歌っているんです。」
「歌手ですか?」
「い、いえ。アイドル歌手です。」…


さあ、いよいよ年明けからレコーディング開始です!すでに、その第一弾として、先日、特典DVDのプロモーションビデオ風に使われる曲を録音しました。おひげのサンタ・ディレクターも一言「いやあ、歌がうまくなっているよね」(やっぱねえ!)と、なんとも快調なすべり出しとなりましたよ。

全14曲の予定です。タイトルは『Invitation to Yuzz』(ユズリンの世界へどうぞ)です。いやでも、来てくださいね。なんだかんだいって、ほとんど新曲になってしまいました。いつもこの日記に付き合ってくださるみなさんにだけ、ちょこっと曲目をお教えしましょうね(予定)。

・この手でつかみたい(好評だったがなぜか絶版になってしまった4枚目のCDアレンジを、さらに豪華オーケストレーション風に)
・桜(まっちゃんが歌ってくれた曲をユズリン風に)
・笑顔でいきましょう(神戸、広島で披露したところ、大反響)
・夕焼けの里(来年、もしかして名前が消えてしまうかもしれない岐阜県加子母村の歌)・みんなのふるさと(これまた、名前が変わってしまうのか?埼玉県久喜市の市制30周年記念歌)
・長い人生の途中で(鹿児島県出水市のとうちゃんの歌)
・秘密のとびらさMy Bag(静岡市消費者協議会依頼作品、今もスーパーでは流されているとか)
・あんず林のどろぼう(知る人ぞ知る不滅の名作)
・A SONG for Life(生命歌いましょうの英語版。はたしてどんな発音が飛び出すか!元英語科出身のユズリン、ファイト!)
・花びら便りが届くまで(神戸の某会社の社長さんが涙した曲)
・みんな生まれる(この曲のエピソードは、またいつか)
・ユズリンヒットメドレー(どんな曲がどんなアレンジになるのかは、金井さん次第。乞うご期待)
etc.


それでは、一年間ありがとうございました。
来年も、「おぼっちゃまのアイドル日記」を引き続き、よろしくね(だから、このコーナーはそんな名前じゃないってば)。
では、良いお年を!