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         え〜っ!は、廃盤〜! 
        
        くるくると 布団 毛布に くるまれり へんちゃか ぺんちゃか 
          
        さっぶいの〜! 
        今朝は、ついに10度を切ったわい。立冬も過ぎ、そろそろ秋ともさよならじゃな。とは言えども、まだまだ紅葉はこれからじゃ。みごとな色の変化を見せてくれぞなもし。四季折々の風景、ほんに、ええもんじゃのう。これからも、ずっとずっと見ていたいもんじゃ。おだやかにのう。 
         
         
        とうとう、11月に入ってしまいました。 
        この「お坊ちゃまの優雅な優雅な、アイドル全開バリバリ日記」も、間が空いてしまいましたねえ。すみませんでした。何していたかって?そりゃ決まってるでしょ!「かわいいお坊ちゃまと歌う アイドルコンサート」で、世界中を飛び回っていたのでございま〜す!(あ〜あ、また始まっちゃった…) 
         
        素晴らしい出会いが広がっている秋です。 
        先生方のダンサーズあり(「耳澄ませて 目を開いて」)、子ども達のダンサーズあり(「少年少女冒険隊」「おそうじ洗隊キラキラピッカマン」)、先生方のバンドあり(「歩いてゆこうMovin’On!」)で、まさに“みんなで作り上げるコンサート”になっています。本当に、ありがたいです。 
         
         金沢ではね、「あしたのきみに」というコンサートがはや6回目だったのですが、回を重ねるごとに練られていく劇!これが涙を誘うんです。大人も子どもも大活躍!教員のみならず、主婦の方々の思いが強く、がんがん引っ張っているんですよ。子どもがいるとかいないとかに関係なく、生命を見つめている人が、みんな輝いているんですよ。 
         
        この金沢、バンドも充実しているため、お坊ちゃまも前夜に三時間のリハーサルです。バンドとの音合わせ、出演者とのダンスや歌、リコーダーなども調整していきます。ということは、そうです。ここでも、お坊ちゃまの「お願い、お願い、わがままきいてよ」光線が飛びまくるのです。しかし、バンドのメンバーは慣れたもので、 
         
        「やっぱねえ、そうくると思っていたんだよねえ。」 
        「春のWith Youコンサート第五楽章で、ふりまわされたもんねえ。」 
        「いきなりさ、『はいこれやって!』…なんて楽譜を渡されたもんなあ。」 
        「そうそう、思いっきり笑顔でさ。」 
        「そうそう、すっごい、かわいい笑顔だったよなあ。」 
        「そうそう、いつ、あのアイドル笑顔が出るか、ひやひやしてたんだぜ。」 
        「そ、そっか〜…?」 
         
        際立ったのが『この手でつかみたい』のダンス!以前にも踊ってくれたのですが、今回は、お坊ちゃまの「お願い、お願い、わがままきいてよ」ビームが事前に出されていたため、1番は一緒に歌い(金沢方面では、1番を「1題目」と言うのであります)、2番になったら踊りだすという構成。この踊りがいいんだな、だな、なななのな!きょうずさん(ごめん、字がわからない)の振り付けが素晴らしい!かっこいい!力強い!踊ってみたい! 
        いつか、サマカレなんかで、挑戦しましょうね(って、その前に覚えなきゃ)。 
         
         さらに、子ども達が歌う『やくそく』。 
        リハーサルではね、お坊ちゃまも一緒に歌う約束だったんです。でも、本番になったら、気が変わってしまったんです。っていうか、ひらめいたんです(あ〜あ、またかい)! 
         
        「ここは、この子達だけの歌う声がいい!うん、そうしよう、そうしよう。あ、でも、リハーサルでは一緒に歌うことになっているし、もし、お坊ちゃまが歌わなかったら、この子達は歌えるだろうか…。ああ、今、権力を握っている政治家みたいに、大人としての約束を果たさないで、これで、いいんだろうか…。うぉぉぉぉ…。」 
         
        と悩みながらも、約束をみごとに破ってしまったお坊ちゃまなのでありました!うっひょっひょ(…こりゃ、悩んでないと見た)。え?子ども達?もちろん、歌ってくれましたよ。というか、 
         
        「あ、ユズリンが歌ってない。チャ、チャ〜ンス!」 
        「ユズリンの声がさ、じゃまだったんだよね。」 
        「うんうん、僕らだけの方が、いいよねえ。」 
        「ユズリンはさ、ピアノに集中して、まちがえないで弾いてくれれば、それでいいんだよね。」 
        「ね、ね、ねねねのね。」 
         
        そ、そんな空気がステージに、はっきりと流れていたのでありました…はい。 
         
         
         来年の春に定年退職だから(?)、転勤した最後の小学校から呼んでくださった校長先生と再会しました。10年以上前に出会っていた先生が、10年以上の月日を経て呼んでくださった学校がありました。「おととしから依頼していたけど、日程が合わなくて、やっと実現しました…。」という、サマーカレッジ参加の先生もいました。実りの秋を感じながら、素敵な出会いの旅をしているお坊ちゃまなのでありました。 
         
         あ、そうじゃなくって、今日は緊急のお知らせだった! 
        み、みなさん、大変です!つ、ついに、は、廃盤になってしまうんです! 
        「きみとぼくの間に」「天まで駆けるよ」「スタートライン」「Love Letter」「DREAM,TOGETHER」とすでに5枚が消え去ったのですが、な、なんと、またまた同じ運命をたどるCDとソングブックが! 
         
        そ、それはあの名曲(自分で言うかい!)『今じゃなきゃやだもん』が収録されている(じゃなくって、『先生』じゃないの?)「DO MY BEST!」と、保育園や幼稚園で唯一歌える『きょうも元気!』や、ニューヒーローもの第一弾の『給食モリモリ おかわリンジャー』収録の「とっておきの一人」が、ううっ、悲しいことに消え去ることになったのでありました…。 
         
        「たくさん種類があると、生産や管理が面倒くさいからやめやめ!は〜い、整理しま〜す」と、「例の予算がないから」のあの人の号令で、無残にも絶版に追い込まれてしまったのでありました。ああ、風前の灯の2枚のアルバムとソングブック!果たして、その運命はいかに。次週に続く…(続きません、はい)。 
         
         なんでも、まだ少しなら音楽センターの巨大倉庫に眠っているらしいので、問い合わせてみてくださいね。 
         
        「なあ、これって持っている人にも買えって意味ちゃうん?」 
        「せや、きっとそうやで。」 
        「ほんで、ユズリンのことやから、こない言うねん…1枚は聞くために、そしてもう1枚は永久保存用にで〜す…、な、せやろ?」 
        「あんた、あまいわ。」 
        「なんでやねん?」 
        「1枚は聞くために、1枚は永久保存用に、そして、もう1枚は職場で使うためにで〜す…こうやで!」 
        「あっちゃあ、そない言うか?」 
        「せや。」 
         
        う〜ん、大丈夫かなあ?間に合うかなあ〜?って言うのは、さっきから音楽センターには、問い合わせの電話がひっきりなしにかかるんですよ〜。在庫も底をついてきた感じです。というわけで、みなさん、急いで注文しってね〜!じゃあね〜、バッハッハ〜イ!ユッズヨ〜ン! 
         
        「みんな〜、だまされたら、あかんで!」 
        「せやで〜!って、あんた何してんの?」 
        「うち、やっぱ電話して注文するわ。あんたの分もするさかい、電話代ちょうだいな〜。送料も割り勘やで。」 
        「なんでやねん!」 
         
         
         陽だまりは、あったかいのう。 
        こうしていると、ほんに時間のたつのを忘れてしまうわい。こんな、ささやかな楽しみじゃが、ええもんじゃのう。そうじゃった、先日「続・Always 三丁目の夕日」を観たわい。泣けた〜!ほんに、ええのう。人は「人」の中で、「愛」の中でこそ、「人間」になれるんじゃな。あんたも、観てみなされや。大事なものが、また見えてくるでのう。じゃ、また会おうのう。風邪ひかんようにな。 
         
        今までの うそも色づく 日本かな へんちゃか ぺんちゃか 
         
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