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全国初!女子高校生主催のコンサートなのだ!

2008/03/17

涙はね いろんなときに 出るんだよ へんちゃか ぺんちゃか

春じゃのう。
先日、おじゃました奄美大島からの便りじゃあ、すでに、初夏のようじゃわい。ハイビスカスが咲き誇っておるのかのう?おお、そうじゃ、そうじゃ、来年も奄美での「研究所部長ユズリンコンサート」が開かれるようで、いっそのこと、皆の衆で「アイドル・ユズリンと行く そこら辺に生えている物を採って食べよう コンサートツアーin奄美大島」なんちゅう企画は、どうだっぺ?ただしじゃ、現地集合、現地解散じゃよ!そして、あんたはんのご先祖の霊も見てもらうと、いいぞえ。どっひょっひょ。


この春卒業の女子高校生が主体となり、ついに、ついに開かれたのです!ちょっと、そこのあ〜た、聞いてる?ほれ、顔をこっちに向けて、そうそう、人の話は“目”で聞くもんでしょ?(えっ、うるさい?はいはい、失礼いたしました。)
その名も、「あの頃、小学校に来たユズリンは若かったコンサート」なのであります!(うそうそ、本当は「笑顔でいきましょう!!ユズリンコンサート」なのでありました。)
たった一人から始まったコンサート。友達に声をかけても、かけても、断られるばかり…。笑われたり、相手にされなかったり…。

「今どき〜、ユズリン〜…。なんか、だっさ〜いって感じ〜。」
「だよね〜。ゆずだったら、いいけどさ〜。」
「そうだら?ユズリンなんてさ〜、小さい子が歌う曲だと思わなくなくなくなくな〜い?」
「そうだに〜。そんな暇あったらさ〜、化粧しなきゃに〜。」
「彼氏も探さなきゃだに〜、キャ〜ッ!」

という会話があったとか、なかったとか…。
しっかし、負けなかったのであります。何度も挫折しながらも、負けなかったのであります。

「高校生になったから、わかる言葉、歌詞の意味があるずら。」
「小学生の頃って、ただ歌っていただけだったら。」
「今だからさ〜、あたしっちの頭で、理解できるんだよね。」
「うんうん、昔から宣伝してる、まる○くカマボコと同じだよね〜。」
「……。」

というわけで、見てくださいな。彼女達の、緊張しながらも楽しそうなこの様子を!リハーサルに間に合ったのは5人。二部の後半、やっと、もう一人の仲間が間に合い、6人そろっての「全日本女子 やや身長が慎重なバレーボールチーム」になったのでした(ち、違うと思うけど)

でもね、ここだけの話。
まあ、やっぱり現代っ子(言い方が、古い?)なんだよねえ。だってさあ、リハーサルで、ダンスの指導というか、確認と言うか、特訓と言うか、ま、していたわけさ(「元教員スイッ」チが入っちゃったんだよねえ)。そしたらね、

「ううっ、あ、足が痛〜い!」
「ふくらはぎが、ぱんぱんになっちゃった。」
「う、運動不足だ〜!」

思わず、『あんたら、本当に若いのかい?』って、突っ込みたくなってしまったのでありました。しかし、そんな彼女らの様子を目の当たりにして、頭の中だけがかわいいお坊ちゃま、気づいたのでありました!

「そ、そうかぁ。若さっていうのは、歳じゃないんだ!やっぱり、動ける体づくりと、心の柔らかさなんだね。たとえ誰かに、良い歳こいて、な〜に跳んだりはねたりしてんだか〜!って言われようともね。うんうん、そうだよ、そうだよ、ソースだよ〜!」

足がぱんぱんになろうとも、突然の隊形変化の命令が来ても、きちんと記憶できる力を持っている、素晴らしい彼女達の願いは、ただひとつ。一人でも多くの中・高年に来てもらう…じゃなくって、中・高校生に来てもらうこと。その努力が実り、来てくれたんですよ。小学生の頃に「ユズリンソング」と出会った彼ら、彼女らが、立派な体格になって、さけの産卵に…じゃなくって、ふるさとに戻ってくるかのように、顔を見せてくれたんです。そして、実行委員が、若さでアタックするボールをしっかりと受け止め、年月を経た今、また、一緒に歌い、踊り、手をつなぎ、涙してくれたんですね。彼女達が実行委員でなかったら、このコンサートは、あり得なかったのであります。そんな彼女達に心を揺り動かされた、大人の感想です。

「あの高校生の、初々しい姿に、私も泣いてしまいました。」
「…二部の選曲が特によかったです。歌とトークを通していろいろな思いが、中高生達に伝わればいいなと思いました…。」
さらには、こんな嬉しいお便りも。
「…わが子を連れていくのに、実際いろいろ心配もしたのですが、杞憂に終わりました。彼等自身も幼い頃、無理やり?コンサートに連れて行かれ…。その時は分からなくても、今だから伝わるものってあったのだろう。表情や仕草を横で感じながら、確信しました。特に♪みんな輝け!♪の私の大好きな最後のフレーズ。高校生の息子はしっかり顔を上げて聴いていたのが嬉しかったです…。」

彼女達が成し得たことは、自分達のためでもあるだろうし、そしてそれは、誰かの心をも開くその「鍵」になったことは、言うまでもありませんね(おおっ、「天まで駆けるよ」だぁ!)

終了後、掛川から参加してくれた、中学校三年生の女子グループからのリクエストがありました。「一人じゃできないから」を歌ってほしいと。いつもなら、喉の弱いお坊ちゃま、「えっ!今日は三時間近くも歌ったし、それに、音響もかたづけに入っちゃったから、無理だよ〜ん。」と断るところなのに、どういうわけか、無謀にも歌ってしまったのでした。
ピアノの周りに集まって聞いてくれた、その女子中学生達……泣き始めてしまったのです。歌いながら、涙声に変わっていく中学生。そう、この子達は、実はSBSラジオ「ユズリンの音楽日記」にも、歌を録音して送ってくれていた子ども達だったのです。きっと、そんな組を作りたいって、歩いてきた仲間達だったんでしょうね。そして、卒業を前に、病気で亡くなってしまった友のためにも、涙が止まらなかったんでしょうね(その子のご両親や兄弟も来てくださっていました)

最後の最後に、実行委員からも要望が出ました。「先生」を歌ってくださいと…。これまた、涙いっぱいの卒業式みたいになっちゃいました。その涙を見ながら、お坊ちゃまは思うのでした。「彼女たちが、この曲を歌いながら流している涙には、どんな思い出があるのだろう…。」

また、いつの日か、コンサートを企画してみたいなって声も、ちらほら。待ってますよ〜!それまで、お坊ちゃまも、体力づくりを怠らずに、動けるようにしておくからねえ。でも、早めにしてね〜!やっぱり、歳だから〜!(って、いつもより弱気じゃん!)その日まで、バッハッハ〜イ!ユッズヨ〜ン!


ええ仕事させてもらえたのう。
ほんに、小さな種から、たくましい芽が出たんじゃのう。良か、良か、良かよ!たとえ時間がかかろうとも、旗を揚げて歩いてゆこうのう。おおっ、新しい電子録音盤の曲目紹介がないじゃないか!しょうがないのう、わしがしようかのう。

『ちょっとここらでひと休み』
柚坊お得意の旋律じゃな。蛇豆(ジャズと読んでくれぞなもし)の味わいを散りばめた曲想じゃよ。わしゃ、好きじゃよ。何と言っても、驚いたのは、今までの柚坊の歌詞にはなかったような、そんな言葉がずら〜りと並んでおることじゃ。大人びた、こじゃれた雰囲気をかもし出しておるのう。出だしも、金井さんの鍵盤打楽器との、ゆったりした歌い方。よっ、柚坊!この、この、憎いよ〜!あ、いけん、つい、ノッてしもうたわい。打楽器も良し、高音木管楽器も良し、こりゃ、ええぞい!

どうかいのう?こんな解説で伝わったかいのう。ほんだば、皆の衆、またのう。達者で暮らすんじゃよ。ジッジヨ〜ン。

祖父母がね 頭上にいると 霊能者 へんちゃか ぺんちゃか