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手づくり あったか コンサート

2009/12/14

一秒に 人生いっぱい 詰まっている へんちゃか ぺんちゃか

今年も残すところ、あと二週間ちょっとじゃわい。
どんな一年だったかいのう? たまには、ゆっくりとお茶でもすすりながら、振り返ってみなされ。
喜びも、悲しみも、怒りも、とまどいも、あれこれ、あったのう。それで、ええんじゃよ。いろいろあるからこそ、そのとき、そのときを真剣に過ごしたいと思えるわけじゃからのう。
柚坊の演芸大会も、皆の衆のおかげで完成する「瞬間の連続」じゃ。ほんに、感謝しておるぞえ。ありがとうのう。


うっそ~!
なんかさあ、新生ジャパンって感じなんだよ~。ほらほら、このメンバー!あ、写真じゃ、ちょっとわからないかもしれないけど、鹿児島養護学校の「TEAM EARTH」スターティングメンバーの顔ぶれ…っていうか~、体ぶれ?まさに、生まれ変わった新生ジャパン!ついに、大型化に成功したのでありました!はい、拍手、拍手。

え?
意味がわからない?
だっから~、つまり~、み~んな、上にも横にも大きくて、頼もしい仲間達っていうことですよ。あ、ようやく理解してくださいました?良かった~。
ところが、この新生ジャパン(って、バレーボールじゃあるまいし)、動きも機敏だし、リハーサルでの秘密特訓でも(み~んな、見ていたでしょ!)、ダンスの振りのひとつ一つの意味をしっかりと受け止めて、どんどん上達していくわけさ~。まいりました!

楽しいイラスト入りの歌詞カードに感激!

最初こそ、はにかむような、控えめなような、そんな状態だったのに、コンサートが始まったら、それこそ、満面の笑顔!若さ爆発、冬の桜島全国大会~!って感じで(ど、どんな感じ?)、ステージ狭しと踊りまくってくれたのでした。

体育館には、手作りの「きみとぼくの間に」の大きな歌詞カードも飾られてあるし、お客様(保護者の方々ね)までもが、立ち上がってライブ状態だったり!し、しかも、打ち合わせ済みなのか、かぶりものまで用意していたり…。う~ん、恐るべし、鹿児島養護学校なのでした。


先月の、出水養護学校(鹿児島県)に秘密調査に来ていた先生が、
「初めて見たけど、いいでごわす。」
「こりゃ、おいどんの学校でも、広げなきゃいけないでごわす。」
「ごわす、ごわす。」

と、がんがん取り組んでくださったのでありました(でも、その秘密調査員は、確か女性の先生だったような…)。

思い起こせば、今年は何回も、九州に行きましたでごわす(あ、いけない、つい…)。
こんなに九州に上陸するとは、夢にも思っていませんでしたからねえ。これも、ピカリン大魔王が蒔いてくれた種!あらためて感謝、感謝です。

くんまコンサートの、味わいある会場なのだで、こちらは、静岡県浜松市。
今は、天竜区になったんだけど、「熊」という村(?)でのコンサート!「熊」と書いて、地元の方々は「くんま」と言うのですぞ。なんたって、自動車で向かいながらも、

「本当に、この道でいいんだよね?」
「この先に、人家はあるんだよね。」
「くんまって、まさか、熊だらけの村じゃないよね?」
「じゃ、今日のコンサートの主催者って、く、熊~!」

と、真面目に考えてしまうほどの場所なのでありました。
しか~し、すでに三回目になる「くんまコンサート」。そこは、安心して移動するのでありました(でもねえ、すぎすぎブースカのカーナビにだまされたんだよ~)。

毎回、わらびやらぜんまいを採って、予算を作ってくださっているみなさま。今回も、二年前から準備してくださったのでした。ありがとう、ありがとう!本当にありがとう!

過去二回うかがった時には、まだ話せなかったような子ども達が、小学生になり、みごとなまでにダンサーズを結成してくださっていたのでした!そうです、こちらは「小型化」に成功した、新・新生ジャパンというわけです(はいはい)。

リハーサルで、あまりにも上手なので、さあ、大変!
またまた、うごめきだしたのが、お坊ちゃまの「あ、良いこと思いついた~!」大作戦。
ほら、「TEAM EARTH」で、馬とびをするところがあるでしょ?最初、熊ダンサーズは、ただジャンプするだけだったさ。んなもんで、
「そんなに、うまいんだからさあ、馬とびしない~?ねえねえ、かわいいくまちゃ~ん。」
って、お願い光線を出してみたわけさ。そしたら、
「やる、やる!」
もう、大はしゃぎ。

まあ、馬とびも、なんなくこなしちゃう子ども達を見て、またまた、叫んでしまったのでありました。「あ、良いこと思いついた Part2!」
二年生男子の二人に、側転を頼んでしまったのでありました!さあ、この二人、しりごみするかと思いきや、片方が挑戦すれば、そこは、火がついちゃうっていうもの。もう一人のお子様も、くっそ~、やってやる~とばかりに、挑んでくれるではあ~りませんか!

本番、大成功したことは言うまでもありません。
側転ができた時に(本番で)、小学二年生の男子二人が、歌っているボクに視線を送ってきたんです。
「先生!できたよ~!ボクたち、できたんだよ~!」
あ、ダメ…。
教員に戻ってしまい、感激のあまり、泣きそうになってしまったのです。そうなんだよね、教員時代も、子ども達と、こんな瞬間が、目と目での会話が、いっぱい、いっぱい、あったんだよねえ。
涙をこらえながら、ひきつった笑顔で、「うん、よくできたね。立派だったよ」と、うなずいたお坊ちゃまなのでありました、はい。

ほんでもって、さらに感動を与えてくれたのが、小学生の頃から付き合っている子ども達。そう、彼らは中学生になっていたのでした。それも、三年生!受験を控えてという忙しい時期にもかかわらず、「生命歌いましょう」を自分達の言葉、いえいえ、自分達の思いに書き換えてくれたのです!

未来に向かって生きてゆく、そんな自分の願い。
今日まで来れたのは、たくさんの人のおかげなんだという気持ち。
今の自分の、涙の理由…。

まさに、思春期の中学生だからこそ書ける、素直な正直な気持ちが、いっぱい、いっぱい詰まった、心打つ言葉になって、会場中に静かに響いたのでありました。

その文章、もらってくるのを忘れたので、いつか、届いたら紹介しましょうね。
きっと、あなたの心をも洗い流してくれますよ(もちろん、B.G.Mは「生命歌いましょう」でね)。

リハーサル前に気づいた!「あっ、リコーダーのキーが違う!」会場に着いたとき、真っ先に目に入ったのが、リコーダーの楽譜。
と、ところが、あれ~!キーが違う~!
そうです、そうなのです!一音低い楽譜での練習だったのです。慌てたお坊ちゃま、有無を言わさず、「これ、直して!全部、一音上げて!」 顔が真っ青になっていた、リコーダーの先生やお母さん方なのでした。

終演後には、校長先生率いる五年生の子ども達から、なんと、取材を申し込まれてしまったのでありました。質問事項は、
・ ユズリンが元気なひけつ
・ ユズリンが歌を作るときの想い、願い
何て答えたかは、想像してみてくださいね。あ、けっこう真面目にきちんと話しましたよ(た、たぶん)。それにしても、すごいんだよね。だってさ、今の小学生って、ビデオカメラで撮影しながら取材するんだよね。ってことは、ニュース番組みたいになるのかなあ?だよねえ、ああ、もうちょっと、渋く話せば良かった…。でも、そんなの無理だしなあ。ま、等身大の自分が一番だよね!



さあ、2009年。
年末までのコンサート、あと4つになりました。
小学校コンサートが2つ、そして、ライブ(う、かっこいい~!)が2つ。もし、お時間がありましたら、足を運んでくださいね。19日は大阪、門真市!(チラシをみてちょうだいな。)そして、23日が熱海ですよ~!どちらも、まだ間に合いますからね。是非、お出かけください!だって、今年最後だもんね~。

みんな~、盛り上がろうぜ~!
やっぱねえ!
(なんか、似合わない…)。

じゃ、コンサート会場で、待ってるからね~。バッハッハ~イ!ユッズヨ~ン!



燃えておる!
柚坊、久々に燃えておるぞえ。毎日、鍵盤打楽器もたたいておるし、なんでも、初めて聞いてもらう曲だかもあって、懸命に歌詞を覚えておるわい。しっかし、すぐに忘れるようじゃが…。う~ん、何て題名だったかいのう?こりゃ、いけん!わしも忘れてしもた。う~ん、気になるのう。そうじゃ、そうじゃ、その演芸大会に出かけりゃええんじゃわい。よ~し、決めたぞえ!わしも、行くぞえ~!
ほんだば、寄席で待ってるぞえ~!ジッジヨ~ン!


一曲に 人生込めて 歌います へんちゃか ぺんちゃか(うん?演歌?)