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ただいま バンド 増殖中

2011/02/16

梅の花 ひとつ ほころび また ひとつ へんちゃか ぺんちゃか


新しいアルバムの中に登場する、奄美の「アカギ」の木です。

急な寒さに襲われたが、皆の衆は大丈夫だったかい?
しかし、ここからが春の始まりなんじゃな。沈丁花も、花をつけてきたし、めだかも泳ぎ始めたわい。窓から差し込む光は、ほんに、ええのう。暖かじゃ。ぽっかぽかだのう。つい、うとうとしてしまうので、運転する人は、気をつけてくだされや。


名瀬市を見渡せる丘に登りましたよ

寒かったあ。
奄美大島がさ、冬みたいなんだよねえ。
あ、そりゃ、そうだよね。奄美にだって冬はあるさあ。でもね、毎年、二月中旬にうかがう奄美だから、“ひと足先の春だよ~ん”なんて、油断していたから、そりゃ大変。マフラーも手袋も置いてきたし、厚手のジャンバーもわざわざ薄手の物に変えたし。おまけに、宅配便で送っていた荷物を開けてみれば、な、ない!が~ん!何を入れ忘れたかは、ちょっと言えないんだけど、も、もう、まいりました(ま、衣料店があったから、助かったけど。ふ~)。

でね、昨年あたりから、なんだか、うれしいことがいっぱいなんです。
ボクの場合、基本的には一人でのコンサートが多いわけです。でも、小学校だと、全校で歌ったり、踊ったり、みんなで作っていく時間、コンサートってわけなんですね。

それが、昨年あたり、Pon-zのメンバー(ヘビメタ兄貴 進ちゃんと、大先生の正昭君)が支えてくれる機会が増えてきて、まあ、音がふくらむ、ふくらむ。

さらに、大きなコンサートも作ってもらえる機会もあって、ほら、今年最初の千葉のコンサート。弦楽四重奏に、Pon-z、管楽器と、まあ豪勢!昨年末は、熱海の起雲閣があったでしょ?みなさま、音楽で生きている方ばかりなので、安心感たっぷりで、おんぶに抱っこ。こんなことが実現できるようになって、しみじみと喜びが満ちてくるわけなのですよ。

そして、最近は、バンドの仲間との音楽づくりが可能になってきているんです。
ご存知の金沢「あしきみ」!ここのバンドも、みんな職業を持ちながら、集まってくれる、それはそれは、強力メンバー。自分達で、CDを聞きながらアレンジしてくれているので、本当に助かります(けんちゃん、ありがとうね)。

三重県のコンサートでも、バンド仲間が増えました!秋にうかがった三重県玉城町。
ここも、すごいんだよ。管楽器のメンバーとは、もう3回目!しかも、今回は、ここにトロンボーン、ドラムスも加わって、ますます充実!やっぱり、みなさまは働きながらも、音楽を楽しんでいる仲間。音の重なりが大好きでたまらない…そういう顔なんだなあ。終わったらすぐに話してくれます。
「また、次回もお願いします。」


うれしいったら、ありゃしない。
アレンジだって、その中の一人が全部やってくれて、あとは、リハーサルで確かめればいいだけ。カラオケで歌うところを、生演奏でできる!いいでしょ?

鹿児島でも、“色えんぴつ”(バンドの名前だよ)の仲間がいてね。
みんな、転勤でバラバラになってしまうんだけど、それでも、都合のつく人が集まってくれて、みんなで楽しいことをしたい、その願いで力を合わせられる、すばらしい鹿児島なのです。

鹿児島 小さな小さなコンサート おおっ、ここもバンドメンバー増えているのだ~2月11日。
その鹿児島メンバーが、題して「小さな小さなコンサート」を作ってくれました。会場は、とある病院の6階。そうなんです。こじんまりしたホールなんですね。100人入れば、きっちり!でも、ピアノの音はきれいだし、弾きやすいし、それに、このときのメンバーが、まあ、うまいったらありゃしない!


鹿児島の小さなホールで、みんなで踊ってしまったよ~働きながらも、学生時代の経験を活かして、今でも吹奏楽団に入っていたり、仲間と組んでいたり。それでね、リハーサルで音を聞いたとたん、まったまたひらめいちゃったわけさ!って言うか、いたずら心が動き出したんだよねえ。

「はい、これ。」
そう言いながら、色えんぴつのメンバーに手渡す、一枚の楽譜。まだ、だ~れも知らない、一枚の楽譜。そうです。今度のCDに収録されている「勇気の一歩」の楽譜なのでありました。


リハーサルの段階で、「うん、できる!こりゃ、やるしかないよねえ。」そう確信したお坊ちゃま。迷うことなく、配るのでありました(で~も、本当は、その前に、ちゃんとコピーしてあったけどねえ、やっぱねえ!)。

何度か合わせていくうちに、例の予算がないあの人がささやくのでした。
「うん、形になってきた。ええど、ええど~!」

さらに、今年は鹿児島でのサマーカレッジがないから、新しいダンスも、みんなで踊ってしまいましたとさ(ぐんぐんどこまでも…だよ。でも、鹿児島のみんな、ごめんね~。ちょっと、振りを変えたよ~)。

さあ、奄美!
過去にも、フルート、合唱、アコーディオン、リコーダーとの共演はあったものの、な、なんと、今回は、弦楽四重奏のみなさまとの共演!す、すごい!奄美大島にも、弦楽四重奏の方々が生息していたとは!(これ!アマミノクロウサギじゃないんだぞ~)


奄美コンサート初!弦楽四重奏…あ、あれ?5人?

しかしですよ。
弦楽四重奏と言えば、第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロの4人でしょ?でしょ、でしょ?それがさあ、会場に現れたメンバーが、なんか、人数が多いわけさ~。何回、数えても、多いわけさ~。ご、五人いるわけさ~。

おかしいなあ。
最近、弦楽四重奏って、構成が変わったのかな?でも、レコーディングには、帆足さん達にも参加してもらったけど、確かに四人だったよなあ。う~ん、謎。それとも、奄美だけの、奄美限定の構成?ルール?

いえいえ、判明したところでは、ビオラが2人いらっしゃったわけなんです。
ええ、ええ、ただ、それだけのことなのでした。
しかも、その2人は、昨年うかがった古仁屋小学校の先生ではあ~りませんか!昨年、お会いしていると言うのに、まあ、このお坊ちゃま、本当に困ったもんです。
「初めまして~。よろしくお願いします。」
と、名刺を渡すと、2人の先生、顔を見合わせながら、吹き出すのをこらえながらも、言うのでした。
「昨年の古仁屋小学校コンサート、ありがとうございました。」
「あ、ちなみに、私はそのときの係りでした、はい。」

…やっちゃった…。

奄美空港への道すがら、自然に咲いている極楽鳥花を初めて見ました。名瀬小学校の子どもたちオリジナルダンス「みんなみんな輝け!」もかっこよかったし、養護学校の先生方のパフォーマンスも大笑いだったし、そして、弦楽器+フルートの『生命歌いましょう』も響いたし。大満足の奄美コンサートでした。

あ、ただ、ひとつだけ失敗が。
照明なんですよ~。客席の電気をつけたり、消したりする係りを決めずに本番突入。小さな子どもたち、しっとりした歌のときに、当然のことながら、飽きちゃって、
「もう、ボクは家に帰りたいんだ。」
と、はっきり話してくれるのでした~。あああああ~~~~~。
こんなときこそ、明かりを消して~~~~~。

そうそう、中でも感激したのが、まこと君!
彼が持ってきてくれたのは、ジャンベという打楽器。たすきがけして、股にはさんで演奏する打楽器です。彼は、そうやって、動きながら、あたかも踊るかのように叩くんです!リハーサルも何もしていないのに、「歩いてゆこう Movin’On!」に合わせて、演奏する姿。かっこよかったなあ。

年賀状を2枚もくれた彼。
その中に書いてあったんです。
「ゆずりん、一緒に、ムービンオンをやろうね。ボクがジャンベをたたくよ。」

あれ?これ、どう見ても昨年のリハーサル風景だよね…だ、だよね彼は、一昨年のコンサートで、「夢があれば」を一緒に歌ってくれた人だったのです。それから、仲良しになって、今では、「何かあったら、俺が助けに行くからね。びゅ~んと飛んでいくよ。」とまで言ってくれる頼もしい中学生なのでありました。

あ、新しいアルバムの曲目紹介。
今日は、もう無理だなあ。ま、いいや。また書くからね。気長に待っていてくださいな。ってなわけで、今は、アルバムのジャケットや、中のブックレットの構成、ソングブックのエッセイ、ピアノ譜、そして、DVDの撮影、編集に集中していますよ。やることだらけ!でもさ、好きでやっているから、まさに、幸せな日々で~す。じゃあねえ、みんな、風邪引かないようにね~。ユッズヨ~ン。



わしも、新しい電子録音盤の表紙を見せてもらったが、今までにないものじゃ。
どんな感じかは、まだ言えんが、楽しみに待っててくだされや。ほんだば、まったのう。ジッジヨ~ン。



奄美のFMに出演。この日はBSテレビの取材が入っていましたよ

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